若葉竜也、『おちょやん』でさらなる高みへ 朝ドラ“初恋の相手”役の系譜に連なるか

若葉竜也、『おちょやん』でさらなる高みへ

 現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』。本日放送の第30話で、若葉竜也演じる鶴亀撮影所の助監督・小暮真治が本格登場を果たす。これまで数多くの作品に出演してきた若葉にとって、意外にも本作が初の朝ドラ出演となる。果たして、若葉はどんな演技を見せてくれるのだろうか。

 そんな若葉のこれまでの出演作を、ライターの久保田和馬氏は次のように振り返る。

「大衆演劇の世界で育って、十代の頃からコンスタントに活躍されていますよね。ただ、去年は映画では5作も出演しており、さらにそのペースは上がっているように感じます。きっかけとしては、やはり今泉力哉監督作の『愛がなんだ』が大きいと思います。ドラマファンにとっては、『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)や『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)など、学園ドラマでの活躍が印象深いのではないでしょうか。ひょうひょうとしたキャラクターからダークな人物まで、いろいろできるバイプレイヤー的な素質がある方だと思います」

 また、久保田氏は、本作での若葉の起用について以下のように語る。

「助監督という役柄ですが、若葉さん自身も自主でこれまで映画を撮っていて、2018年の『蝉時雨』ではインディペンデント系の国際映画祭で最優秀作品賞も受賞しています。その意味では、これまでの経験も活かせる役なんじゃないでしょうか。作品のカラーに合わせられる方なので、初の朝ドラでもしっかりと印象を残すと思います」

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