アン・ハサウェイが食いしん坊の少年をネズミに変えてしまう 『魔女がいっぱい』本編映像

『魔女がいっぱい』本編映像

 12月4日公開の映画『魔女がいっぱい』の本編映像が公開された。

  本作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作を、アン・ハサウェイ主演で実写映画化したもの。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督がメガホンを取り、『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ、『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』でアカデミー賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンらが製作に参加した。

 60年代のとある豪華ホテルに現れたおしゃれな美女の集団。中心にいる、最も美しく世界一恐ろしい大魔女“グランド・ウィッチ”(アン・ハサウェイ)は、そこであるとてつもない秘密の計画があることを明かす。偶然ある少年は魔女集会に紛れ、その企みを知ってしまう。大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向に進む。

映画『魔女がいっぱい』本編映像

 公開となった本編映像は、ハサウェイ演じる大魔女“グランド・ウィッチ”が、食いしん坊の少年ブルーノをチョコレートで誘惑し、ネズミに変えてしまうシーン。魔女たちが秘密をたくらむ集会にグランド・ウィッチがチョコレートを口実にブルーノを呼び出すのだが、「チョコをよこせ!」と近づくとネズミに変えられてしまう。『チャーリーとチョコレート工場』と原作者が同じということもあり、ファンタジー溢れる世界を彷彿とさせるシーンとなっている。本作と『チャーリーとチョコレート工場』はさらに共通点があり、主人公が子ども嫌いだということ。ウィリー・ウォンカは、言うことを聞かないわがままな子どもたちを嫌い、本作では子ども嫌いのグランド・ウィッチが子どもを一人残らずネズミに変える“秘密のたくらみ”を実行する。

 観る人をワクワクさせるロアルド・ダールの物語について、ハサウェイは「お気に入りのロアルド・ダールの作品はたくさんあるけれど、どの作品も子どもたちの感情がリアルで、感傷的でないところがとてもいいと思う。子ども向けの本では全てのことを曖昧に描くことがあるけれど、『魔女がいっぱい』をはじめとするロアルド・ダールの作品の子どもたちは物事の本質を捉えて描かれている。それが新鮮だった」と明かしている。

■公開情報
『魔女がいっぱい』
12月4日(金) 全国公開
監督:ロバート・ゼメキス
製作:ギレルモ・デル・トロ、アルフォンソ・キュアロン
出演:アン・ハサウェイ、オクタビア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ
原作:ロアルド・ダール著『魔女がいっぱい』(評論社)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

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