『マーキュリー・セブン』日本語版予告編公開 最新LAプレミアイベントの模様も明らかに
10月16日より配信されるDisney+(ディズニープラス)オリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』の日本語版予告編が公開された。
トム・ウルフによるベストセラー原作『ザ・ライト・スタッフ 七人の宇宙飛行士』を初ドラマシリーズ化した本作は、アメリカとソ連の間で繰り広げられた宇宙開発競争初期に、アメリカ初の有人宇宙飛行計画「マーキュリー計画」に抜擢、“マーキュリー・セブン”と呼ばれた宇宙飛行士7人の実話を描く。1984年には、映画『ライトスタッフ』としても映像化されている。
ドラマ『SUITS/スーツ』のパトリック・J・アダムス、映画『アメリカン・スナイパー』『リミットレス』のジェイク・マクドーマン、Disney+で配信中のドラマシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム』のコリン・オドナヒューらが“マーキュリー・セブン”を演じる。
本作の製作総指揮には、犯罪ドラマ『ホワイトカラー』の脚本を手がけたマーク・ラファティや、俳優のレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイヴィソン、ウィル・ステイプルズが名を連ね、ディカプリオの個人製作会社アッピアン・ウェイ社とワーナー・ブラザース・テレビジョンがナショナル ジオグラフィックのために共同制作した。
公開された日本語版予告編では、“マーキュリー・セブン”に選ばれたアダムス演じるジョン・グレン少佐、マクドーマン演じるアラン・シェパード少佐らの姿とそれを見守る人たちの様子が描かれている。
また、ロサンゼルス時間10月5日、本シリーズの配信開始を記念した『マーキュリー・セブン』のプレミアイベントが、サンタモニカ空港で開催された。バーカー・ハンガー(格納庫)の横の広大な敷地に巨大スクリーンが設置され、ドライブインシアターとなった会場に出席者は全員自分の車で乗り入れ、車中からシリーズの第1話と第2話を鑑賞した。
新型コロナウイルスの影響により、ドライブインシアターでの野外プレミアイベントとなったが、物語の舞台が50年代から60年代ということもあり、上映前の会場ではオールディーズのヒット曲が流れるなど、ノスタルジックな雰囲気漂うイベントに。
会場に着くと、セキュリティチェックを通過し、係員の指示に従って車を停車させ、ラジオを指定されたFMに合わせると、車内には本編の音が流れてくる。なにか必要なことがあれば車のハザードランプを点滅させれば、直ぐに係員が来て対応、上映前にサンドウィッチや飲み物、スナックが入ったボックスを渡され、車内で飲食することもできるなど、ドライブインシアターでしか味わえない貴重なプレミアイベントとなった。
第1話と第2話では、アダムス演じるグループのリーダー的存在でアメリカ人初の地球周回軌道に成功したジョン・グレン少佐と、マクドーマン演じるアメリカ人初の宇宙飛行に成功したアラン・シェパードとの間に競争心が芽生えていくさまが描かれた。
なお、プレミア当日の朝、アメリカの人気番組『GOOD MORNING AMERICA』に自宅から出演したアダムスは、この作品からどんなことを視聴者に受け取ってもらいたいかと聞かれ、「NASAの始まりであるマーキュリー・セブンのストーリーは、素晴らしい時代を描いている。人々は当時、なにか不可能に思えることを成し遂げるために、(立場や意見の)違いを脇に追いやったんだ。今そのことを僕らに思い出させてくれるのは、とても大事なことだと思う。僕らにもそういうことができるんだよ」と語っている。
■配信情報
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『マーキュリー・セブン』(全8話)
ディズニープラスにて、10月16日(金)より独占配信(第3話以降、毎週金曜日に順次配信開始)
製作総指揮:マーク・ラファティ、ジェニファー・デイヴィソン、レオナルド・ディカプリオ、ウィル・ステイプル、ダニー・ストロング、ハワード・コーダー
出演:パトリック・J・アダムス、ジェイク・マクドーマン、コリン・オドナヒュー、アーロン・スタトン、ジェームズ・ラファティ、マイカ・ストック、マイケル・トロッター
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