菅野美穂、久々の連ドラ主演でシングルマザーの恋愛小説家役に 脚本は『半分、青い。』北川悦吏子

 菅野美穂が主演を務めるドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』が、日本テレビ系で2021年1月期に放送されることが決定した。

 

本作は、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』以来の連続ドラマ脚本、日本テレビ系では『たったひとつの恋』以来となる北川悦吏子が脚本を手がけるラブストーリー。

 母は、思っていた。“恋愛小説の女王”と呼ばれた私の娘に彼氏ができないなんて。でも理由は明らか。娘は筋金入りのオタクだった。一方、娘は私だって恋してみたいと思っていた。でも、漫画は次々に新刊が出るし、コミケに向けてコスプレの準備もしなければいけない。そんなことより心配なのは母だった。いい歳して天然、暴走、世間知らずな母を放ってはおけない。そんな時、とある理由から二人は突如「私たち、恋をしよう!」と決意する。少女のような天然の母と、しっかり者のオタク娘によるトモダチ母娘の恋模様を描き出す。

 菅野は、主人公であるシングルマザーの恋愛小説家・水無瀬碧を演じる。菅野が連続ドラマの主演を務めるのは、2016年の『砂の塔』(TBS系)以来、日本テレビ系では2010年の『曲げられない女』以来となる。

 菅野の起用に関し、日本テレビの情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「菅野さん演じる碧は、“規格外なお母さん”です。自由奔放な言動から『母親としてどうなの!?』と思われてしまうかもしれないこの役を、菅野さんなら可愛らしくて愛される“かーちゃん”にしてくれると確信しています」と語っている。

 主演の菅野と脚本の北川からもコメントが寄せられている。

コメント

菅野美穂

北川悦吏子さんの作品は、セリフがリアルだったり、リアルからちょっと離れた夢の世界をいったりきたりするところがとても好きです。特に『ロングバケーション』の「足の中指って薬指っぽくない?」というセリフが素敵で印象に残っています。
これまで北川さんの作品に出演する機会がなかったので「もうないのかな」と思っていた
ところ、今回ご一緒することができ、本当に嬉しいです。
このドラマは、ホームドラマのような要素もある一方で、恋愛したいお母さんとオタクの娘という、ドラマとしては新しい親子像が描かれています。ホッとできる部分と新しい部分、そして北川さんの紡ぐ会話によって、軽やかで楽しいドラマになる予感がしています。
私自身も子育て中の母親ですが、まだ小さいので「子の恋愛で悩む」というのは未知の世界です。ただ、いろいろなことが少しずつわかるようになってきているので、ゆくゆくはドラマも見てもらえたら嬉しいですね。その時に恥ずかしくないよう、今、一生懸命務めたいと思っています。

北川悦吏子

母と娘の話をずっと書いてみたいと思っていました。母と娘のラブストーリー。
そして、超ド級のコメディ。でも思わぬところで涙がポロリ。
今までの既存のドラマの概念から抜け出すつもりです。
アバンギャルドなこのドラマ。さてのるかそるか、の大冒険です!
みなさん、ついて来て(祈!)

■放送情報
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』
日本テレビ系にて、2021年1月スタート 毎週水曜22:00放送
主演:菅野美穂
脚本:北川悦吏子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:小田玲奈、森雅弘、仲野尚之(AX-ON)
演出:南雲聖一、内田秀実
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/uchikare/
公式Twitter:@uchikare_ntv
公式Instagram:@uchikare_ntv

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