フランス発の潜水艦映画 セザール賞3部門ノミネート『ウルフズ・コール』9月25日公開へ

『ウルフズ・コール』ポスター&予告編

 2019年に開催された「フランス映画祭2019」で上映された映画『ウルフズ・コール』が9月25日に公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、セザール賞で3部門にノミネート、1部門で受賞(音響賞)果たした潜水艦映画。アントナン・ボードリーが監督・脚本を務め、『私の知らないわたしの素顔』のフランソワ・シヴィル、『最強のふたり』のオマール・シー、『負け犬の美学』のマチュー・カソヴィッツ、『永遠のジャンゴ』のレダ・カテブが共演した。

 “黄金の耳”と呼ばれる人並み外れた聴覚を活かし、フランス海軍原子力潜水艦の分析官として従事するシャンテレッド。ある日、シリアでの潜航任務にて彼の判断ミスから危機を招いてしまうが、その際に彼の耳を惑わせたのは、これまでの記録になく、正体不明のまるで“狼の歌”のようなソナー音を放つ艦艇だった。任務後、秘密裏に“狼の歌”の解析に挑むシャンテレッドを尻目に、再び現れた“狼の歌”からフランスへ向けミサイルが放たれたとの情報が寄せられる。

 あわせて公開されたポスタービジュアルでは、「それは、人類滅亡への呼び声」というキャッチコピーとともに、潜水艦が炎上する様子が描かれている。

映画『ウルフズ・コール』予告編

 日本版予告編では、フランス軍の潜水艦・チタン号に乗船する、特殊分析官・シャンテレッドの奮闘が映し出されていく。“黄金の耳”と呼ばれる人並み外れた聴覚を持つシャンテレッドは、僅かな音を探知する分析官として活躍を果たしている。映像内では、突如深海に鳴り響いた謎の音“狼の歌”を聞き取ってしまったシャンテレッドの姿とともに、どんどん危機に直面していく様子が描かれていく。

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■公開情報
『ウルフズ・コール』
9月25日(金)公開
監督・脚本:アントナン・ボードリー
出演:フランソワ・シヴィル、オマール・シー、マチュー・カソヴィッツ、レダ・カテブ
配給:クロックワークス
2019年:フランス/115分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:Le Chant du loup/フランスほか/字幕翻訳:大城哲郎
(c)2019 - PATHE FILMS - TRESOR FILMS - CHI-FOU-MI PRODUCTIONS - LES PRODUCTIONS JOUROR - JOUROR

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