堤真一と岡田健史の不穏なやり取り 『望み』森山直太朗の主題歌入り本予告公開
堤真一と石田ゆり子が共演する堤幸彦監督最新作『望み』の本予告と本ビジュアルが公開された。
本作は『クローズド・ノート』『検察側の罪人』の雫井脩介原作による同名小説を、『SPEC』シリーズ、『十二人の死にたい子どもたち』の堤監督が映画化するサスペンス・エンターテインメント。
一級建築士の石川一登(堤真一)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田ゆり子)や子供たちと幸せな毎日を送っていた。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとももう1人の被害者なのか、極限の家族愛を描く。長男・規士役を岡田健史、長女・雅役を清原果耶が演じるほか、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太が出演する。
公開された本ビジュアルは、「愛する息子は、殺人犯か、被害者か。それともーー」というコピーと共に、石川家4人それぞれの望みを抱えた表情が写し出される。石川家4人の姿の他に、報道陣に囲まれる一登、記者の内藤(松田翔太)、貴代美の手を取り優しく寄り添う貴代美の母・織田扶美子(市毛良枝)の様子を切り取った場面写真も公開された。
本予告は、一登と息子・規士の家庭での不穏なやり取りから始まる。幸せだった家族は、規士の失踪とその同級生の死をきっかけに生活が一変。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのか。息子の帰りを待つ母・貴代美に近づく怪しい週刊誌の記者・内藤は、規士の周りを取材していく中で、規士を加害者と推測する。息子の潔白を信じる一登、たとえ殺人犯であっても息子が生きて帰ってくることを願う貴代美、将来の不安に怯える雅。森山直太朗が本作のために書き下ろした主題歌「落日」が響く予告編に仕上がっている。
主題歌について堤は、「どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。この家族が最後に見つけた『望み』を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います」とコメントしている。
なお、本作の公開日は10月9日に決定した。
■公開情報
『望み』
10月9日(金)全国ロードショー
出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子
音楽:山内達哉
主題歌:森山直太朗「落日」(UNIVERSAL MUSIC)
配給:KADOKAWA
(c)2020「望み」製作委員会
公式サイト:nozomi-movie.jp