東出昌大が蒼井優と高橋一生に疑いの目を向ける 黒沢清監督作『スパイの妻』予告編公開

 10月16日公開の黒沢清監督作『スパイの妻』より、ポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、黒沢監督によるラブサスペンス。舞台は1940年の神戸で、時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商の男は、妻を残し満洲へ赴く。男はそこで偶然目にしてしまった世にも恐ろしい出来事を、世界に知らしめなければならないと心を決め、行動に移そうとする。その夫の意志を知った妻は、彼の身の安全と2人の幸せのため、これを阻もうとするが……。

 脚本は、『寝ても覚めても』の濱口竜介、『ハッピーアワー』など濱口作品の脚本を手がける野原位、そして監督を務める黒沢の3人体制で手がけられ、音楽は長岡亮介が担当。主人公・福原聡子を蒼井優、その夫・優作を高橋一生が演じたほか、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史らがキャストに名を連ねた。6月6日にNHK BS8Kにて放送された同名のSPドラマの劇場版となり、スクリーンサイズや色調を新たにした。また、9月2日(現地時間)よりイタリアで開催される第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決定している。

 今回公開されたポスタービジュアルでは、純粋とも企みともとれる意味深な表情でこちらをじっと見つめる聡子(蒼井優)、ドアの外に目をやり遠くを見つめる優作(高橋一生)の謎めいた横顔、2人越しにこちらを睨みつける泰治(東出昌大)の3人が写し出されている。そして、「太平洋戦争前夜。愛と正義に賭けたふたりがたどり着くのは、幸福か、陰謀かー。」という印象的なコピーが添えられている。

映画『スパイの妻』予告編

 あわせて公開された予告編では、国家機密を知った優作と、愛する夫を信じる聡子だったが、やがて自らもその機密を追うことになる様子が映し出される。しかし、泰治が2人の動向に疑いの目を向けはじめ、優作がスパイ疑惑で連行されることに。「誰が通報した?」の優作の問いに「あなたもよくご存じの方だ」と泰治がゆっくりと答える。

■公開情報
『スパイの妻』
10月16日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史ほか
監督:黒沢清
脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清
音楽:長岡亮介
制作著作:NHK、NHK エンタープライズ、Incline,、C&I エンタテインメント
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ
2020/日本/115分/1:1.85
公式サイト:wos.bitters.co.jp

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