今田美桜を堪能できる日曜日 社会人の『半沢直樹』、大学生の『親バカ青春白書』で見せる魅力

今田美桜を堪能できる日曜日

 先日発表された「中高生が憧れる23歳以下の女性芸能人」(テアトルアカデミー実施)にもランクインするなど、若年層から人気を得ている今田。そんな彼女が今回チャレンジするのは、証券会社の若手社員という今までとは一味違う役柄だ。

 彼女が演じる浜松は今作の『半沢直樹』が初出ではなく、今年1月に放送されたTBSスペシャルドラマ『半沢直樹スピンオフ企画「狙われた半沢直樹のパスワード」』のヒロインだった。スペシャルでは、株取引の根っこを支える情報システム部の研修社員だった浜松。証券トレーディングシステムの大規模リニューアルを担当することになった新興IT企業「スパイラル」のリーダー・高坂圭 (吉沢亮)と直接やり取りを行う重要なポジションを任せられるが、その途中でインサイダー取引を疑われる。最後は高坂のおかげで疑いがはれ、無事に研修期間を終了した浜松は現在所属している営業企画部に配属となった。

『半沢直樹』(c)TBS

 ドラマ1話でも描かれていたように、セントラル証券の営業企画部は半沢をはじめとする銀行出向組と、浜松・森山(賀来賢人)らプロパー組が内部で対立している状況。しかし、スピンオフで自身の企画を後押ししてくれた半沢に浜松は密かに憧れを抱いており、前回の放送では、スパイラルのアドバイザーとして名乗り出た広重(山崎銀之丞)と電脳雑技集団の癒着を証明する写真を撮影し、半沢の危機を救った。研修社員の頃は仕事を辞めたいと嘆いていた浜松を変えた高坂も、いよいよ3話から登場予定とのこと。“目立った恋愛シーンも無い”と言われている『半沢直樹』だが、スピンオフの最後には浜松と高坂が恋愛に発展しそうな場面もあったため、もしかしたら2人のその後も描かれるかもしれない。

 8月2日から放送スタートの『親バカ青春白書』(日本テレビ系)にも出演、ドラマや映画のみならず、「2020上半期タレントCM起用社数ランキング」で広瀬すずに続く2位を獲得するなど、タレント、モデルとしても重宝されている今田美桜。日曜日は大躍進を遂げている彼女の魅力が大いに堪能できる日になりそうだ。

■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter

■放送情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:堺雅人、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、賀来賢人、今田美桜、池田成志、山崎銀之丞、土田英生、戸次重幸、井上芳雄、南野陽子、古田新太、井川遥、尾上松也、市川猿之助、北大路欣也(特別出演)、香川照之、江口のりこ、筒井道隆、柄本明
演出:福澤克雄、田中健太、松木彩
原作:池井戸潤『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社)、『半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス』(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎ほか
プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎、青山貴洋
製作著作:TBS
(c)TBS

『親バカ青春白書』
日本テレビ系にて、8月2日(日)スタート 毎週日曜22:30〜放送
出演:ムロツヨシ、永野芽郁、中川大志、今田美桜、戸塚純貴、小野花梨、谷口翔太、野間口徹、新垣結衣ほか
脚本統括・演出:福田雄一
脚本:穴吹一朗ほか
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:高明希、鈴木大造(クレデウス)
協力プロデューサー:白石香織(AX-ON)
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/oyabaka/
公式Twitter:@oyabaka_ntv

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