『エール』再放送の見どころは“接吻大作戦”? 川俣銀行の仲間たちや裕一の初恋相手・志津に注目

『エール』再放送の見どころは“接吻大作戦”? 川俣銀行の仲間たちや裕一の初恋相手・志津に注目

 第1話から再放送中のNHKの連続テレビ小説『エール』。7月13日からは、第3週『いばらの道』第13回から第4週『君はるか』第18回までが放送される。商業学校で学ぶ裕一(窪田正孝)はハーモニカ倶楽部に入り、音楽に夢中の毎日。裕一は音楽家を志すも、三郎(唐沢寿明)が経営する呉服屋喜多一のピンチに大きな決断を下す。まさ(菊池桃子)の兄・茂兵衛(風間杜夫)が経営する銀行で働くことになった裕一は、底抜けに明るい仲間と出会い、初恋に、将来に、悩みながらも奮闘する。 

底抜けに明るい銀行の仲間たち

 裕一は伯父・茂兵衛が経営する銀行に勤めることになるのだが、そんな彼の前に現れるのが底抜けに明るい川俣銀行の人々だ。川俣銀行の支店長・落合吾郎(相島一之)は行員たちをまとめるリーダー的存在だが、大らかな性格と親しげな振る舞いが魅力的だ。行員の一人・鈴木廉平(松尾諭)は女好きなキャラクターで、女性に奥手な裕一をダンスホールに誘う。菊池昌子(堀内敬子)は紅一点の銀行員。菊池は裕一の恋の指南役を務めるのだが、優しげな雰囲気とは裏腹に、恋愛においてかなり積極的にアプローチするタイプ。奥手な裕一の背中を力強く押す姿がコミカルに映る。松坂寛太(望月歩)は新人の行員で、将来の頭取と噂される裕一に媚びを売る。他の行員に比べると、裕一の周りで起こる出来事に巻き込まれがちなキャラクターだが、松坂ののびのびとした雰囲気が川俣銀行の居心地の良さを感じさせる。

ダンスホールで絶大な人気を誇る初恋相手・志津

 裕一の初恋相手となる志津(堀田真由)にも注目だ。品のある立ち振る舞いや愛らしい笑顔が印象的な志津は、ダンスホールで絶大な人気を誇っている。そんな志津から声をかけられ、裕一はたちまち虜に。裕一と志津の華麗なダンスシーンは見惚れるような美しさだ。しかし、志津を演じる堀田の演技は第15回でその本領を発揮する。可愛らしい表情から一変、裕一に冷たい言葉を言い放つ志津。その姿に驚いた視聴者もいたはずだ。

 志津の豹変も目を引くが、今週おすすめしたいシーンは4人の銀行員のかけ合い。恋する裕一を全力で応援する“接吻大作戦”はコミカルで思わず笑ってしまう。特に菊池の指南には力強さも感じられるので、裕一同様たじろいでしまう視聴者もいるかもしれない。新しく銀行に入ってきた裕一をあたたかく迎え入れ、彼の心に向き合う4人の優しさに注目してほしい。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)〜9月26日(土)予定
※6月29日より第1回から再放送中
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみ、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、中村蒼、山崎育三郎、森山直太朗、佐久本宝、松井玲奈、森七菜、柴咲コウ、風間杜夫、唐沢寿明ほか
制作統括:土屋勝裕
プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出:吉田照幸、松園武大ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる