浜辺美波が遠くを見据える 『思い、思われ、ふり、ふられ』“動き出すポスター”公開
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』より、ポスタービジュアルと“動き出すポスター”映像が公開された。
2015年7月号から『別冊マーガレット』(集英社)にて連載された咲坂伊緒による同名漫画を映画化する本作は、4人の高校生男女の切なくすれ違う恋模様を瑞々しく描いた物語。1人目のヒロイン山本朱里を演じる浜辺美波、2人目のヒロイン市原由奈役の福本莉子のほか、朱里の血のつながらない弟であり、由奈に片想いされる山本理央役を北村匠海、由奈の幼なじみで、やがて理央や朱里のよき理解者となっていく乾和臣役を赤楚衛二が演じる。
『ホットロード』『坂道のアポロン』などを手がけ、同じ咲坂作品である『アオハライド』の監督を務めた三木孝浩がメガホンを取った。
公開されたポスタービジュアルは、4人が複雑な思いを抱きながらも遠くを見据えている表情が収められたデザインに仕上がっている。
また、三木監督の撮り下ろしの映像により制作された、キャラクターごとに4種類の“動き出すポスター”映像も公開。切ない表情から始まる朱里verでは、「みんなが幸せになる方法があればいい。いつだってその為の選択をしてる」と自分のことを後回しにしがちな彼女らしい言葉が添えられている。理央verでは、「苦しかったあの場所から連れ出してくれた彼女は、いつの間にか自分を追い越して、ずっと先を歩いてた」と自分の気持ちに苦しみ、迷い続ける彼の切ない映像と言葉が添えられる。そして由奈verでは、「現実はおとぎ話みたいには終わらないことを知る。私たちは高校生で、まだ夢の道半ばで、そして無力だ」と夢見心地な恋に憧れていた由奈が、初めての恋に戸惑いながらも現実を知ることになる彼女の心境が描かれている。さらに和臣verでは、「あの時、自分の気持ちは消さなきゃって決めたのに。忘れていいなら全てを忘れてしまいたい」と夢と恋に翻弄されながらも、自分の気持ちに素直になれない彼が映し出されている。
■公開情報
『思い、思われ、ふり、ふられ』
8月14日(金)全国公開
出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
原作:咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社『別冊マーガレット』連載)
監督:三木孝浩
脚本:米内山陽子、三木孝浩
配給:東宝
(c)2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (c)咲坂伊緒/集英社
公式サイト:https://furifura-movie.jp/