浜辺美波のキスシーンも 『思い、思われ、ふり、ふられ』Official髭男dismの主題歌入り予告公開
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の主題歌がOfficial髭男dismの「115万キロのフィルム」に決定し、あわせて主題歌入り予告編が公開された。
2015年7月号から『別冊マーガレット』(集英社)にて連載の同名漫画を映画化する本作は、4人の高校生男女の切なくすれ違う恋模様を瑞々しく描いた物語。1人目のヒロイン山本朱里を演じる浜辺美波、2人目のヒロイン市原由奈役の福本莉子のほか、朱里の血のつながらない弟であり、由奈に片想いされる山本理央役を北村匠海、由奈の幼なじみで、やがて理央や朱里のよき理解者となっていく乾和臣役を赤楚衛二が演じる。
『ホットロード』『坂道のアポロン』などを手がけ、同じ咲坂作品である『アオハライド』の監督を務めた三木孝浩がメガホンを取った。
公開された予告編では、秘密や葛藤を抱える4人が、自分の気持ちや恋心を寄せる相手に向き合っていく姿が描かれている。また、「姉弟」と笑い飛ばそうとする朱里に、理央が隠していた想いをぶつける切ないキスシーンも収められている。
本映像でも使用されているOfficial髭男dismによる主題歌「115万キロのフィルム」は、三木監督から「ごく普通の高校生の男女四人の日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にない」とオファーがあったという。Official髭男dismも「この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せ」と語っている。
コメント
Official髭男dism
この楽曲は、自分が大切な人と過ごす時間を、どんな些細な不安も幸せも共有しながら、極力忘れる事なく生きて行きたいという思いが詰まった曲です。
ファンの皆と大切に育てている楽曲の1つですが、この映画のテーマと合致するとの事でお話を頂き、最初は驚きました。ですが、この主人公たちの日々、それをご覧になる皆さんの日々に、もしこの歌が寄り添えたなら、バンドとしてとっても幸せな事なんじゃないかなと思い、今回この「115万キロのフィルム」という楽曲で携わらせて頂きました。公開を楽しみにしています!
三木孝浩監督
主題歌をイメージした時、誰かの物語ではなく、見た人それぞれの人生のストーリーに 寄り添う歌であって欲しいと考えていました。そんな時に出会ったのが「115万キロのフィルム」です。 日常の中にある何気ない瞬間こそが特別な1シーンになる。ごく普通の高校生の男女四人それぞれが主人公であり、 その日々の心の揺らめきを切り取ってゆく『ふりふら』のテーマとこれほど合致する曲は他にないと感じたのですが、 すでにファンからの人気絶大な楽曲なので、ダメ元でオファーしたところ、メンバーの皆さんからもこの曲が『ふりふら』 のテーマに合うと賛同のお返事が! 主題歌としてぜひ、と快く提供していただきました。 出来上がったエンドロールを観ながら、スクリーンに描かれたストーリーが『115万キロのフィルム』によって 観た人の人生に繋がっていく。そんなケミストリーが生まれる予感に、今からワクワクしています!
浜辺美波
主題歌が何になったのかを知らずに、この映画の初号試写会に臨んだのですが、エンドロールに入って、Official髭男dismさんの「115万キロのフィルム」が流れてきた時、この映画のために作られたのでは!? と思ってしまうくらい、ぴったりで。歌詞と音楽を聴けば聴くほど、映画の登場人物の気持ちと話とリンクして、心の中に染みこんできて広がりました。こんなに素敵で、映画を更に素敵にしてくれる曲が主題歌になったことを心から嬉しく思います。
北村匠海
まさか「115万キロのフィルム」が映画の最後を締めくくってくれるとは思ってもいませんでした。完成した映像のエンドロールで初めて知って、こんなにもこの作品に浸らせてくれるピッタリの曲は他に絶対ありません。もう一度泣かせてくれる素敵な一曲です。
■公開情報
『思い、思われ、ふり、ふられ』
8月14日(金)全国公開
出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
原作:咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社『別冊マーガレット』連載)
監督:三木孝浩
脚本:米内山陽子、三木孝浩
配給:東宝
(c)2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (c)咲坂伊緒/集英社
公式サイト:https://furifura-movie.jp/