盲目の巨大サメ×脱出不可能の遺跡 『海底47m 古代マヤの死の迷宮』7月公開へ
『海底47m』シリーズ第2弾となる『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が、7月23日に公開されることが決定した。
ダイビング中に海底に落下、深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む海洋パニックスリラー『海底47m』から3年ぶりの続編となる本作。前作のコンセプトを受け継ぎながら、本作ではダイビングの中で最も危険が伴うとされている「洞窟ダイビング」という要素が新たに追加された。
作品の目玉となる水中の撮影には、イギリスのバジルドンにあるプールと、『スター・ウォーズ』や『007』シリーズの撮影でも知られるパインウッド・スタジオの2か所にセットを設営した。メインとなるマヤ文明の都市、迷路のようなトンネル、高くそびえる柱、らせん状の石の階段、堂々たる彫像、そして目玉の「祭壇」で、かつてマヤ族が生贄を捧げた壮大な洞窟を完全再現。さらに、500年前の海底遺跡での決死の撮影の末に作品が完成した。
ジェイミー・フォックスの娘であるコリーヌ・フォックス、そしてシルヴェスター・スタローンの娘のシスティーン・スタローンが出演。二人にとって、本作が映画デビュー作となる。監督は、前作に続きヨハネス・ロバーツが務めた。
いじめられっ子の女子高生ミアは気弱な性格で、父親の再婚相手の娘サーシャとの関係にもギクシャクしていた。考古学者であるミアの父親は2人の娘の距離を縮めるため、週末に行われる船中からサメを鑑賞するツアーへの参加を提案。そしてツアーの当日、連れてこら
れた2人の前に友人のアレクサとニコールが現れて、もっとスリリングな遊びをしないかと誘われる。それはマヤ文明の遺跡が眠る海底洞窟に潜るケーブダイビングだった。誘いに乗った末に、神秘的なマヤ文明都市の遺跡にたどり着いた4人だが、複雑で迷路のような遺跡を前に迷子になってしまう。そしてそこは盲目の巨大人喰いサメがいる場所でもあった。出口なき迷路、途切れる命綱、酸素は残り僅か。絶望だらけのこの迷宮から、彼女たちは生還することができるのか。
公開されたポスタービジュアルでは、ミアとサーシャが恐怖に慄く表情とともに、盲目の巨大人喰いサメの姿が切り取られている。
予告編では、ミアら4人の女子高生たちが、メキシコの“海底に沈むマヤ文明の遺跡” での楽しいダイビングから一転、神殿が崩落し、閉じ込められた4人に巨大な人食いホオジロザメが襲いかかるシーンなどが描かれている。
■公開情報
『海底47m 古代マヤの死の迷宮』
7月23日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ヨハネス・ロバーツ
出演:ソフィー・ネリッセ、コリーヌ・フォックス、ブリアンヌ・チュー、システィーン・スタローン、ジョン・コーベット
配給:ギャガ
原題:47 Meters Down: Uncaged/2019/イギリス・アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/90分/石田泰子
(c)THE FYZZ FACILITY FILM 11 LTD