ロシアが生んだ異星人侵略SF『ワールドエンド』ポスター&予告編 公開日は6月12日に決定
ロシア映画『ワールドエンド』の公開日が6月12日に決定し、ポスターと予告編が公開された。
本作は、ロシアン・エンタメ映画から登場した“異星人侵略SF”。ロシアで3部作すべてが国内興収初登場1位を記録した『魔界探偵ゴーゴリ』シリーズを手がけたイゴール・バラノフが監督を務めた。
キャストには、現在のロシア映画界で活躍する旬なメンバーが集結。さらに、全編の70%におよぶVFX映像を手がけた製作チームには、『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』『ガーディアンズ』『アトラクション/制圧』『メトロ42』などのロシア映画、『バーフバリ』『サーホー』などのインド映画、さらには『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに参加したスタッフまでが名を連ねた。
遠くない未来、文明の終末は突然訪れた。全世界で電力が喪失する“ブラック・アウト”が発生し、通信は途絶。異変は宇宙空間から飛来した放射線によるもので、月の陰になっていたモスクワを含むロシア西部と周辺国だけが、“生存サークル”として被害を免れたらしい。ロシア軍特殊部隊“スペツナズ”のオレグやユーラたちは、事態の調査を開始。だが、「ホットゾーン」の住民は謎の死を遂げており、さらに偵察部隊は正体不明の敵の襲撃を受け、次々と全滅していく。
ポスタービジュアルでは、燃やされる街や飛来するドローンとともに「そして地球は、ヤツらの物になる。」というコピーが添えられている。
予告編では、電力が喪失し、通信は途絶する世界が映し出されている。残された人々が戦いに身を投じていくさまが、VFX映像とともに繰り広げられる。
■公開情報
『ワールドエンド』
6月12日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷・アップリンク吉祥寺・イオンシネマ板橋ほか全国のイオンシネマにて公開
出演:ピョートル・フョードロフ、アレクセイ・チャドフ、スヴェトラーナ・イワノーワ、コンスタンティン・ラヴロネンコ、ルケリヤ・イリヤシェンコ、クセニヤ・クテポヴァ、ユーリー・ボリソフ、セルゲイ・ゴージン、フィリップ・アヴデーエフ、イリヤ・マラニン、アンジェリーナ・ストゥレチーナ、アルテム・トカチェンコ
監督:イゴール・バラノフ
製作:ヴァレリ・フェドロヴィッチ、エフゲニー・ニキショフ
脚本:イリア・クリコフ
撮影:ユーリー・コロベイニコフ、セルゲイ・トロフィモフ
テーマ曲:「FINE」マイク・シノダ
音楽:ライアン・オッター
スタント:アレクサンドル・ステッセンコ
VFX:イリア・シャトフ
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2019年/ロシア映画/ロシア語/154分/シネマスコープ/字幕:額賀深雪/原題:The Blackout
(c)«TNT Network»JSC, 2019