斎藤嘉樹や一ノ瀬ワタルなど 『エール』三浦貴大率いる熱血応援団メンバーに注目!

『エール』熱血応援団メンバーに注目

小熊(一ノ瀬ワタル)

 応援団の中でもひときわ体格が良く目を引くため、テレビを観ていて一番気になった視聴者も多いのではないだろうか。五輪頭で立ち位置は団長の右後ろが多く、いつもニコニコと可愛らしい表情を見せる。カフェーバンブーでは団長差し入れのミルクセーキをちゃっかりお代わりし、グラスにガポガポ注いでいたお茶目な姿も。田中をリスペクトしており、慶應義塾大学応援団長の御園(橋本淳)と田中が口論になると御園に真っ先にかかっていくも一瞬で負ける。意外にもケンカは強くないようであった。小熊を演じた一ノ瀬は、過去に格闘技を経験しておりプロのキックボクサー。そんなパワフルな肉体とキリッとした顔つきで強面俳優として不良や暴力団員を演じたことも。『獣になれない私たち』(日本テレビ系)では岡持三郎役を演じ、劇中で預かっていたうさぎの「たっちん」を実際に引き取り一緒に暮らすこととなる。SNSではたっちんの誕生日をお祝いする様子をアップするなど、今でも大切に可愛がっている。

村田(菅原健)

 髭の応援団員。立ち位置は団長の左後ろが多い。裕一に作曲を任せることを心配して団長に進言するなど、応援団を想う気持ちは人一倍。村田を演じる菅原は過去に『ギャングース』(2018年)や『チア男子!!』(2019年)に出演していた。

寺門(大門崇)

 眼鏡の応援団員。力勝負の応援団には珍しいメガネキャラ。知的な印象の通り、いろいろなことに詳しく、何故か慶應応援団長の名前や留学していた過去まで知っている。寺門を演じる大門は過去に『デザイナー渋井直人の休日』(テレビ東京系)や『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)に出演していた。

 今週は裕一も、そして視聴者も、彼らの“エール”で勇気付けられた人が多かったのではないだろうか。まっすぐな思いと熱いエネルギーは、裕一の創作に関わる考え方にさえ影響を与えた。今後もこの熱い男たちの活躍に期待したい。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)〜9月26日(土)
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみ、志村けん、古田新太、山崎育三郎、中村蒼、仲里依紗、野間口徹、三浦貴大、野田洋次郎、徳井優、一ノ瀬ワタル、大門崇、菅原健、斎藤嘉樹、橋本淳、小南満佑子、田邊和也ほか
制作統括:土屋勝裕
プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出:吉田照幸、松園武大ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

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