“勇者”は“魔王”佐藤健の恋人に昇格! 『恋はつづくよどこまでも』公私混同問題にどう対処する?
「仕事だ、恋愛だ、きっちり分けないで……日々の混乱を楽しむ。心に線は引けないもんね」
回を重ねるごとに胸キュンな展開で盛り上がりを見せる火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。第5話は、ついに“魔王“こと天堂(佐藤健)の心を、“勇者“の七瀬(上白石萌音)が射止める。
自分をかばう形で、ケガをした七瀬に「キスでもデートでもなんでもしてやる」と約束した天堂。その約束を守る形で七瀬に不意打ちのキスをする。これには七瀬も目が点状態。しかし、玄関のドアまでたどり着くと、堰を切ったように「私にとっては1回目で……だって普通、彼氏とするものだと思うから……このままじゃ、明日から仕事なんてとても無理です!」と訴える。すると、天堂の口からは「なら、彼氏になってやる」の言葉が。
あまりに嬉しい急展開に、放心状態の七瀬。さらに天堂から「俺は仕事とプライベートはちゃんと分けたい」「病院では必要以上に話しかけるな」「俺を見てニヤニヤするな」「それから……職場では、誰にも言うなよ。仕事がやりにくくなる。公私混同するな。わかったな」と、ぶっきらぼうに言い放つ。
だが、その関白宣言こそが“天堂先生が彼氏になった“という実感を生む。この吉報を全世界に知らせたい! でも「2人きりの秘密」という甘美な響きもたまらない。七瀬は思わず、ベッドでバタバタと悶えるのだった。
翌日、職場では天堂の言いつけを守り、気を引き締める七瀬。七瀬の良いところは、天堂への想いが強まるほど、仕事に身が入ることだ。いつか天堂を支えられるくらいの技術を持つ立派なナースになりたい、と恋のエネルギーを自己研鑽に向けることができる。
そんな矢先、主任ナース・根岸(平岩紙)の息子が入院してくる。一層、張り切る七瀬は手術の介助に名乗り出るが、根岸はベテランのナースに任せたいと天堂に涙ながらに訴えるのだった。七瀬の頑張りと根岸の親心に挟まれた天堂は、根岸の意向を優先。結果、七瀬を傷つけることになる。