多部未華子、4月期TBS火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』で主演に 共演に大森南朋、瀬戸康史
多部未華子が主演を務めるドラマ『私の家政夫ナギサさん』が、2020年4月期のTBS火曜ドラマ枠で放送されることが決定した。
本作は、電子書籍サイト「コミックシーモア」発のオリジナルコミック『家政夫のナギサさん』(著者:四ツ原フリコ)を原作とした、おじさん家政夫を雇うことから巻き起こるハートフルラブコメディ。
物語の主人公・相原メイは、製薬会社のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンで、仕事は誰よりもできるのに、家事は苦手な生活力ゼロのアラサー独身女子。メイの28歳の誕生日の夜、家に帰ると見たことのないエプロン姿のおじさん・鴫野ナギサが突然現れる。おじさんの正体は、料理・洗濯・掃除といった家事全般をパーフェクトにこなすスーパー家政夫だった。見ず知らずの男性、ましてやおじさんが家にいるなんてと最初は拒むメイだったが、共に時間を過ごす中で、ナギサさんの存在に安らぎや温かみを感じていく。また、仕事ではメイの前に強力なライバル・田所優太が出現し、成績優秀で負け知らずだったメイは大ピンチに。しかし田所は、メイの警戒心をよそに爽やかにメイに急接近し、 田所によってメイは仕事も恋も振り回されていく。
主演の多部は、製薬会社「天保山製薬」のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンで、仕事は誰よりもできるのに、家事は苦手な生活力ゼロのアラサー独身女子・相原メイを演じる。なお、多部のTBSドラマ出演は、2016年7月期に放送された日曜劇場『仰げば尊し』以来となる。
また、メイの生活に安らぎと潤いを与える家政夫・ナギサさん役には大森南朋、メイの仕事のライバルとなる田所役には瀬戸康史が決定した。
脚本は、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の徳尾浩司が担当する。
コメント
多部未華子
仕事に対してはとても真面目で一生懸命なのに、家のことは全くダメダメな、愛らしくも応援したくなる キャラクター相原メイを、春の暖かくなる季節に演じることができて、とてもうれしく思います。明るいテイストの中にもほっこりしたり、じーんとしたりと、心がほかほかするドラマになるといいなと 思っています。ぜひ、ご期待ください。
大森南朋
ナギサさんは真面目で可愛らしい人です。おじさんの、いい部分を出せるように頑張っていこうと思います。
瀬戸康史
周囲からの自分の見え方や評価って、自分自身が思っているものとはギャップを感じてしまう事が多々あります。本当の自分はそうではないのに、どんどん周りに自分のイメージを作られていく。そして、いつからかそれに応えようと頑張っている自分……。『私の家政夫ナギサさん』は、そんな状態から解放してくれます。頑張らなくていいんだ。出来ないことは出来なくていいんだ。誰かに頼ってもいいんだ。そう思える作品です。肩の力を抜いて見ていただけたらうれしいです。
原作者・四ツ原フリコ
すごすぎて未だ実感が湧いておりません。三次元のナギサさんやメイたちを見られるのが楽しみです。
プロデューサー・岩崎愛奈
仕事、キャリアアップ、育児、恋愛、婚活、生活……とにかく忙しい現代の女性たち。そんな女性たちにとって、「家事」は永遠の課題であり、大きな枷のひとつなのではないかと思います。まるで呪いのようなこの重たい枷から、誰か解放して! と、誰もが思ったことがあるのではないでしょうか。かくいう私も家事からの解放を願ってやまないひとりですが、この物語の主人公・メイもしかり。仕事に全力投球しているため、家のことは二の次で部屋はぐっちゃぐちゃ。これじゃダメだなと思ってはいるものの、SOSを出すこともできず、ついついひとりで頑張りすぎてしまうメイは、いわば現代の女性の象徴です。
「多様化」や「ダイバーシティ」といった言葉がしきりに飛び交い、生き方も働き方も大きく変わり始めていますが、理想と現実がまだまだ乖離しているのも事実。社会には今も凝り固まった価値観が根付いていて、窮屈さを感じている人は少なくないと思うのです。そんな中でも、多忙な日々を逞しく切り拓いていく女性たちと、頑張る全ての人に、「誰かの手を借りたっていい」「苦手なことはアウトソーシングしたっていい」というメッセージを届け、重たくのしかかる枷からちょっとだけでも自由になってもらえたら──。このドラマはそんな思いから生まれました。ついつい頑張り過ぎてしまう主人公のメイと、そんな彼女をサポートする家政夫のナギサさんが、右往左往しながら「自分にとっての本当の幸せ」を見つけ、自らを解放していく姿を、ふたりと一緒に笑って泣いて癒されてドタバタしながら、見届けていただけたらと思います!
■番組概要
火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』
TBS系にて、4月スタート、毎週火曜22:00〜放送
出演:多部未華子、瀬戸康史、大森南朋
原作:『家政夫のナギサさん』(四ツ原フリコ 著/ソルマーレ編集部)
脚本:徳尾浩司
プロデューサー:岩崎愛奈(TBSスパークル)
演出:坪井敏雄、山本剛義
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
(c)四ツ原フリコ/ソルマーレ編集部