三船敏郎生誕100年記念 『銀嶺の果て』『無法松の一生』など出演作8作の35mmフィルム上映決定
三船敏郎の生誕100年を記念した特集上映「世界のミフネと呼ばれた男〜三船敏郎生誕百年記念〜」が、3月27日から4月9日にかけて、新宿武蔵野館と新宿シネマカリテにて行われることが決定した。
本企画は、武蔵野館開館100周年と三船敏郎の生誕100年を記念したもの。場内ロビーでは、武蔵野館でしか見ることができない貴重な写真パネルの展示も予定しており、全作品35mmフィルムにて上映される。
上映される作品は全8作品。三船敏郎のデビュー作で、冬の日本アルプスでロケーションを行った山岳アクション映画『銀嶺の果て』、二枚目半のニセ宝石の細工師と、街頭の似顔絵描きの恋物語が展開するライトコメディ『東京の恋人』、三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心にしたオムニバス作品で、素の三船敏郎に近いキャラクターが描かれる『吹けよ春風』、吉川英治の同名長編小説の戦後最初の映画化作品であり、第28回アカデミー賞特別賞(最優秀外国映画)に輝いた『宮本武蔵』、稲垣浩監督のセルフリメイク作品で、第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『無法松の一生』、『シラノ・ド・ベルジュラック』を原案に、ある侍の恋の苦悩を描いた『或る剣豪の生涯』、三船と鶴田浩二という、当時の東宝スター同士が共演を果たしたアクション映画『暗黒街の対決』、連合艦隊の司令長官だった山本五十六の人間像を、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描いた『連合艦隊司令長官 山本五十六』が上映される。
■公開情報
武蔵野館100周年記念上映 「世界のミフネと呼ばれた男〜三船敏郎生誕百年記念〜」
開催期間:3月27日(金)〜4月9日(木)
上映作品:
『無法松の一生』 3月27日(金)、3月30日(月)at 新宿武蔵野館
『連合艦隊司令長官 山本五十六』 3月28日(土)、3月29日(日)at 新宿武蔵野館
『暗黒街の対決』3月31日(火)at 新宿武蔵野館
『銀嶺の果て』 4月1日(水)、4月2日(木)at 新宿武蔵野館
『東京の恋人』 4月3日(金)、4月6日(月)at シネマカリテ
『或る剣豪の生涯』 4月4日(土)at シネマカリテ
『宮本武蔵』 4月5日(日)、4月7日(火)at シネマカリテ
『吹けよ春風』4月8日(水)、4月9日(木)at シネマカリテ
写真=脇田巧彦撮影
公式サイト:http://shinjuku.musashino-k.jp/100th/