エル・ファニングが過酷なオーディションに挑む 『ティーンスピリット』US版ロング予告公開

『ティーンスピリット』US版ロング予告

 2020年1月11日公開の映画『ティーンスピリット』より、US版ロング予告が公開された。

 本作は、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再集結し、『マレフィセント』のエル・ファニングが主演を務める青春音楽映画。『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』など俳優としても活躍するマックス・ミンゲラが監督を務め、共演には『アイアンマン3』のレベッカ・ホールらが名を連ねる。

 イギリスの田舎町、ワイト島。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)にとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組“ティーンスピリット”の予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、彼女は自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をする。

『ティーンスピリット』US版ロング予告

 公開された予告編では、過酷なオーディションに挑むヴァイオレットの葛藤や成長が映し出される。バイト先のパブで歌うヴァイオレットと偶然出会い、のちに彼女の師となる元オペラ歌手のヴラド(ズラッコ・ブリッチ)や、レコード会社の幹部で、オーディション審査員のジュールズ(レベッカ・ホール)といった、キーパーソンたちの台詞が収められている。「歌が好きな人はいくらでもいる。あなたは別物。でもパフォーマーとしては未熟」とジュールズから語られる通り、ヴァイオレットはオーディションの中で大勢のライバルと戦っていくのと同時に、自分と向き合い、そして確固たる意志と自信を身につけていかなくてはならない。そんな彼女に基礎を教えながら、「君ならできる。心から歌え」と親身に声をかける師・ヴラドの存在、「あなたは幼虫。私たちは繭。手を組めば、蝶が生まれるかも」と甘い言葉で、オーディションが終了する前にレコード契約を持ちかけてくるジュールズ。大人の思惑も絡み始めたリアルなオーディション番組の舞台裏での成長が描かれる。

 ミンゲラ監督は、「この映画はヴァイオレットがどのようにして確固たる意志と自信を身につけていくか、その過程を中心に見つめるが、それは彼女が自由に歌う自信をつけていく過程であると同時に、人に認められなければならないという考えから解放される過程でもある。ヴァイオレットと同じように夢と現実の間の隔たりに苦しんでいる人がいるのなら、この映画が自分の声を信じるインスピレーションになる事を願う」とコメントを寄せている。

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■公開情報
『ティーンスピリット』
2020年1月10日(金)角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本:マックス・ミンゲラ
製作:ジェイミー・ベル、プレッド・バーガー
音楽プロデューサー:マリウス・デ・ヴリーズ
音楽監修:スティーヴン・キジッキ
出演:エル・ファニング、レベッカ・ホール
配給:KADOKAWA
(c)2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
公式サイト:teenspirit.jp
公式Twitter:@TeenSpiritJP
公式Instagram:@violet_teenspirit

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