『ニッポンノワール』清春に芽生えた“父親”としての責任 人体実験の被験者・宮城の謎も明らかに

『ニッポンノワール』清春に芽生えた“父親”としての責任 人体実験の被験者・宮城の謎も明らかに

 賀来賢人が主演を務めるドラマ『ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー』(日本テレビ系)が、11月24日放送の第7話を迎えた。

 先週より第2部、覚醒編が開幕。第7話では、現在ニッポンノワールのボスとして君臨する薫(広末涼子)の父親で元警察庁長官の政明(大和田伸也)と清春(賀来賢人)が対峙する。そこで明らかになるのが、克喜(田野井健)を巡る人体実験の真実についてだ。

 徐々に戻りゆく清春の記憶。克喜については、薫と政明、薫と清春の会話を回想する形で明らかになっていく。人体実験の正式名称は「人格矯正プログラム」。手に負えず自分に包丁を向けるような子供だった克喜に、薫は母親として心が折れてしまっていた。見捨てられたと思った克喜は、母の愛を獲得するために自ら志願して人体実験を受ける。克喜は言うことを聞くようになったが、その代わりに表情はなくなり、薫はありのままの克喜とこれからを生きたかったと悔やみ、「私が克喜を殺したの」と涙を流す。

 克喜が望んだことだとはいえ、彼を人体実験にかけたのは祖父の政明。「この国に必要なのは指導者の扇動に従順な人間だ。これはそういう人間をつくるためのプログラムなんだ」ーー政明は人体実験を正当化し、再び克喜をプログラムにかけると明かし……そこで清春の怒りが沸点を迎える。

 清春は克喜の父親として何もできていないという負い目を感じていた。だからこそ、薫の分まで克喜と向き合いたい。ありのままぶつかった先には、きっとまた違った未来がある。清春は「彼女が果たせなかった克喜とのこれからを俺が代わりに紡いでく」と政明に誓うのだ。賀来賢人のハードボイルドな演技は第1話から見られていたが、父親としての責任、威厳を帯びたシーンが回を重ねる毎に増えてきている。今回の場面はその一つ。本来ならば義父にあたる政明に対する、父親としての誓いだ。

 また、第7話では政明の口から人体実験の被験者第1号が明かされる。それは、宮城遼一(細田善彦)。2010年7月、当時20歳の青年は、小さな子供を殺害して“神隠し”に遭った。神隠しとは、警察が法で裁けない者を秘密裏に処罰することを読んでいた隠語。青年は、人格だけでなく、名前も経歴も変えて、別人として生まれ変わった。月に1回の定期検査、覚えていない両親の存在、記憶の齟齬。第7話には『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)から水越涼音(福原遥)、真壁翔(神尾楓珠)、熊沢花恋(堀田真由)が登場し、宮城と再会するが、3人を宮城は覚えていなかったのだ。

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