『俺の話は長い』高平陸は何を考えている? メンノンモデルにも抜擢されたルーキー・水沢林太郎に注目!
『俺の話は長い』(日本テレビ系)で、気になるのは春海(清原果耶)の同級生・高平陸の思惑と恋の行方。そして、彼を演じる水沢林太郎という役者についてである。
水沢は、2017年に『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)でデビューした16歳。今年だけで『グッドワイフ』(TBS系)、『詐欺の子』(NHK総合)などに立て続けに出演、そして『都立水商!~令和~』(MBS)にホストを目指す高校生役、『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』(テレビ東京系)には主人公・村越誠一(反町隆史)の息子役でレギュラー出演を果たすなど、ステップアップを重ねている。
現在は『俺の話は長い』のほか、不良グループを率いるミチロウ(田中樹)の手下・漆戸役を演じる『ブラック校則』(日本テレビ系)が放送中。さらに先日、『メンズノンノ』(集英社)モデルオーディションで準グランプリを獲得し、同誌の専属モデルを務めることも明らかになるなど、今勢いに乗るルーキーだ。
その水沢が『俺の話は長い』で扮しているのが、不思議な雰囲気を持つメガネ男子・高平陸。春海が思いを寄せる相手で、春海曰く「メガネを外したら結構カッコよくて、真面目そうに見えて実は変わってて、ひそかに優しい」のが魅力。付け加えるなら、身長180cmという抜群のスタイル、担任の誕生日にケーキを運ぶようなクラスの中心人物と、モテ要素がてんこ盛りである。
物語の序盤、陸は春海の親友と付き合っているにもかかわらず、春海の祖母・房枝(原田美枝子)が営む喫茶「ポラリス」を訪れ、岸辺ファミリーに接近。春海に対しても「(彼女と)別れたほうがいいと思う?」「(春海が自分のことを好きだと)もっと早く知りたかったな、僕もはるみんのこと好きだったのに」とサラッと言ってのけるなど、年頃の女子の気持ちをかき乱す。
そして春海の父・光司(安田顕)との連絡先交換。春海に不利益が生じることを恐れて連絡先を教えてしまった光司は、満(生田斗真)の助言を鵜呑みにし、“カボチャ谷パンプ郎”に仮装した画像を送信。そこから謎のやり取りがスタートしたわけだが、第6話でついに陸の狙いが明らかに。初めは春海にちょっかいを出すことが目的だったが、自身の母親も再婚しており、光司のような優しい父親に憧れがあったというのだ。
結局陸は、他の中学にも彼女がいたという理由で春海の元親友と破局。それなのに彼は、満に「(春海のことが)好きですよ。ずっと好きです」と、あっけらかんと打ち明ける。そして、その正直さが「ズルいと言われる」と。果たして陸は純粋なのか、それともあざといのか……!?