今田美桜が語る、自身初のスタイルブック 「これだけ『好き』と言えることって楽しい」
「やっぱり女の子って楽しい!」
――スタイルブックでは、親友・永野芽郁さんとの対談も収録されています。
今田:芽郁ちゃんはすごく尊敬しているし、考え方が似ているんです。良い所は一言ではまとめられないですけど、すごく責任感の強い子だなと思います。
――普段はどんな話をするんですか?
今田:将来の話とかをそんなに細かくする訳でもないし、くだらないことでずっと笑ってい
ます(笑)。芽郁ちゃんは私よりも若くて、妹と同じ年齢ですが、お仕事の世界では先輩でお姉ちゃんみたいなところもあって。妹だったり姉だったり、いろんな人になれる子ですね。
――今田さんがここまで女優を続けてこれた理由はなんだと思いますか?
今田:やっぱり、「やりたい」という思いがあったからだと思います。高校3年生で進路を決める時に、親にここまで自分の意見を言ったのは初めてなんじゃないかってくらい「女優をやりたい」としつこく口に出していて。スタイルブックにも書いてありますが、両親と話し合って、周りの同級生が大学を卒業する22歳までやってみようということになりました。当時は東京に行く予定もないし、上京する勇気もなくて。だけど、いつかは東京に行きたいという思いはあって悶々としていました。4年が経った今振り返ってみると、22歳というタイムリミットを設けたことがよかったのかもしれません。
――女性にとってもコスメやファッションなど参考になる一冊で、「生まれ変われるなら何
になりたい?」という質問に「もう1回女の子になりたい」と答えていたのが印象的でした。
今田:確かにこのスタイルブックを作らせていただいて、「もう1回女の子になりたい」と改めて強く思ったかもしれないです。男の子だったり、鳥とか海老になりたいと思ったことも昔はあったんですけど(笑)、このスタイルブックを作って、やっぱり女の子って楽しい! と思いました。もちろん女の子だけじゃなくて、好きなものをこれだけ「好き」と言えることって楽しいと感じたので、その楽しさが伝わればと思います。
――またいつか、スタイルブックは出したいですか?
今田:そうですね。新たに成長したタイミングで、成長した部分をお見せできれば嬉しいです。
(取材・文=島田怜於/撮影=西村満)
『今田美桜スタイルブック イマ』
発売中
著者:今田美桜
定価:本体1,500円+税
発行:株式会社KADOKAWA