『なつぞら』中川大志、漫画映画界での再起を誓う 十勝で感じた、広瀬すずの絵の力の源
そして、なつと坂場はとある病院へ。養生を目的に入院している農協の組合長に呼ばれ、彼の様子を見に行くのだ。そこでなつは、十勝協同乳業のブランドとなる“たんぽぽバター”の商標を考えて欲しいと依頼される。“たんぽぽ”とは農民にとって、新しい季節(春)の到来を告げる意味合いがあるらしい。この名前は、なつの父・柴田剛男(藤木直人)が考案したのだという。なつはちょうどたんぽぽが咲く季節に十勝にやってきて、幼かった彼女はその花を食べた。そのことを、剛男はいつまでも覚えていたのだ。さて、どんな商標マークになつは仕上げるのだろうか。
その後、なつ、坂場、夕見子(福地桃子)の3人は菓子屋・雪月へ。店内に足を踏み入れると、天陽(吉沢亮)、番長(板橋駿谷)、良子(富田望生)、さらには倉田先生(柄本佑)の姿もあった。そこへ雪次郎(山田裕貴)が「俺の新しい魂」と称して“あるお菓子”を運んでくる。何やら見覚えのあるかたち。みなの反応はどうなのだろうか。
■折田侑駿
映画ライター。1990年生まれ。オムニバス長編映画『スクラップスクラッパー』などに役者として出演。最も好きな監督は、増村保造。Twitter
■放送情報
連続テレビ小説『なつぞら』
4月1日(月)〜全156回
作:大森寿美男
語り:内村光良
出演:広瀬すず、松嶋菜々子、藤木直人、岡田将生、小林隆、音尾琢真、北乃きい、清原翔、川島明、渡辺麻友、田村健太郎、平尾菜々花、貫地谷しほり、山口智子、草刈正雄 ほか
制作統括:磯智明、福岡利武
演出:木村隆文、田中正、渡辺哲也ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/