『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』インタビュー
岡田健史が明かす、ブレイク後の心境と自身の成長 「変化しない方が自分は怖い」
「自分がファンの立場だったらと考えちゃう」
ーーこの1年、役者以外の仕事もたくさんありましたね。
岡田:写真撮影でもインタビューでもCMでも、役者に通ずるものが必ずあると思いながらやっています。その中で、ここが“いいな”と思うところを見つけることがすごく楽しいです。
ーーなかでも、やっぱり始球式は楽しかったですか?
岡田:正直、一番楽しかったというわけではないです(笑)。これだけ「野球やってきたぜ!」と言ってきたので、ストライクが入って当然というプレッシャーもあり、すごく緊張しました。でも幼い頃にヤフオクドームの観客席に入ると、毎回「屋根がすごく高いな」と見上げていたんです。この前、始球式のマウンドにあがった時にも、ふと屋根を見上げている自分がいて。その瞬間、当時の記憶が頭にパッと出てきたのは感動しました。「あの時、あんなことを思っていたな」と思いながら投げたらボール……余計なことを考えちゃったからかな(笑)。
ーー(笑)。初めてのファンミーティングもありました。
岡田:本当にありがたい気持ちでしたね。デビューして最初のイベントにもかかわらず、あんなにたくさんの方々が集まってくださって本当に嬉しかったです。“一緒に楽しい時間を過ごしたい”と思えるファンの方々がいたおかげで、良い時間が過ごせました。
ーーファンレターは、すべて読まれるとのこと。ファンミでも、ファンの方への気配りがすごかったとのお話ですが。
岡田:やっぱり、自分がファンの立場だったらと考えちゃうんです。せっかく目の前を通ったのに、(目を合わせてもらえず)「あぁ~」となっちゃったら悲しいなって。あと、インスタでおもしろいのは「結婚してください」っていうコメント。「順序!」と思いながら、いつも笑っちゃいます。
ーー今の活躍について、ご両親から何かお話は?
岡田:野球をやっている時には、“ヒットやホームランを打った”“勝った負けた”ということに対して喜びや意見をくれる2人ではありましたが、やっぱり「健康であってほしい」というのが一番なんです。今の活躍に対しての意見はあまりなくて、いつも「最近どう? 体調大丈夫?」と心配してくれます。でも今回、福岡に関するドラマに出ると話した時には、すごく喜んでいました。