竹内涼真、初イエローカーペットで英語を披露 「これだけしか喋れないので、もうやめます」
5月3日から公開される映画『名探偵ピカチュウ』のワールドプレミアが新宿歌舞伎町で開催され、ライアン・レイノルズや竹内涼真ら日米キャスト陣&監督が登壇した。
“ピカチュウ”のハリウッド初実写映画となる本作は、主人公ティム(ジャスティス・スミス)が、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)と出会い、ポケモンに関する事件により失踪した父親・ハリーを探し出す物語だ。
本イベントには、ピカチュウの声を担当したレイノルズ、主人公ティムを演じたスミス、新米記者ルーシー役のキャスリン・ニュートン、ハリーの元同僚ヨシダ警部補役の渡辺謙、ロブ・レターマン監督と、日本語吹き替えキャストである竹内と飯豊まりえが参加。ピカチュウの尻尾を模した、長さ50メートルの稲妻イエローカーペットを歩き、ファンの声援に応えた。
「高校の卒業式にも同じものがあったら良かったのに」とイエローカーペットのジョークを披露したレイノルズは、本作の見どころについて「最先端のテクノロジーを駆使して、手を伸ばせば触れそうなほどリアルなポケモンと一緒に暮らしているかのように描けたよ」とコメント。
また、両親が日本で出会って結婚したというスミスは、「日本に来れて嬉しいです」と日本語で挨拶し、レイノルズや竹内らを驚かせる。この様子を見て、竹内も力強く、「ハロー! エブリワン! カモン! ウェルカム、トーキョー!」と英語で挨拶するも、「これだけしか喋れないので、もうやめます」とすぐさま日本語に変え、会場を湧かせた。
そんな竹内は、「感動しながらジャスティスのアフレコをしました」と吹き替え時の心境を吐露。「皆さんの演技が素晴らしかった分、日本語で声をあてるのが難しかったのですが、観た人がすごく楽しめる作品になっていると思います」と太鼓判を押した。
「作品の中でのお気に入りは、コダックです」と語るニュートンと、終始仲睦まじく話していた飯豊は、「一ファンとしては、ピカチュウが喋るということに衝撃が走りました」と本作の第一印象を告白。「吹き替えは初挑戦だったんですけど、キャサリンさんのお芝居が繊細で、それに寄り添っていくのが楽しかったです」と吹き替えを貴重な経験だと噛み締めながら挑んだと明かした。