親を亡くした少年少女がバンドを結成 池松壮亮らも出演『ウィーアーリトルゾンビーズ』予告編
第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門で日本映画初のグランプリを獲得した『そうして私たちはプールに金魚を、』の長久允監督初長編映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』より、予告編が公開された。
第35回サンダンス映画祭で日本映画初となる審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞したほか、先日行われたベルリン国際映画祭にて、ジェネレーション14plus部門のオープニング作品として選出され、準グランプリにあたるスペシャル・メンション賞を日本映画で初めて受賞する快挙を果たした本作は、現在開催中の第43回香港国際映画祭へ正式招待を受けており、北米・サンダンス、ヨーロッパ・ベルリンからアジア大陸まで席捲中。海外映画祭からのオファーが後を絶たず、世界から熱視線を浴びる快進撃が続いている。
物語の主人公ヒカリを、『そして父になる』で福山雅治の息子役を務めた二宮慶多が演じ、『クソ野郎と美しき世界』の中島セナ、ドラマ『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)の水野哲志、天才似顔絵師として話題の奥村門土と、劇中バンド<リトルゾンビーズ>を結成。また、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏らが共演に名を連ねる。「音楽を通じて成長する子どもたち」といった普遍的な物語を、冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれる台詞回しなど、独創的スタイルが観るものの想像力を掻き立てる。
公開された予告編は、「先週、僕の両親がバス事故で死にました」という主人公ヒカリを演じる二宮の衝撃的な言葉から始まる。同じく両親を亡くしたイシ、タケムラ、イクコと偶然出会い、バンド<リトルゾンビーズ>を結成し、池松らが演じるバンドを取り巻く大人たちが熱狂していく様や、その様子にどこか冷めた視線を向ける4人の子供たちの姿が映し出されている。また、映像冒頭には、本年度のサンダンス映画祭審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞し、喝采を浴びる長久監督の姿も確認できる。
■公開情報
『ウィーアーリトルゾンビーズ』
6月14日(金)全国公開
脚本・監督:長久允
出演:二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏、康本雅子、夏木ゆたか、利重剛、五月女ケイ子、山中崇、佐藤緋美、水澤紳吾、黒田大輔、忍成修吾、長塚圭史、池谷のぶえ、戌井昭人、赤堀雅秋、清塚信也、山田真歩、湯川ひな、松浦祐也、渋川清彦、かっぴー、いとうせいこう、CHAI、菊地成孔、森田哲矢(さらば青春の光)、吉木りさ(声の出演)、柳憂怜、三浦誠己
製作:吉崎圭一/新井重人/水野道訓/井上肇/加太孝明
プロデューサー:山西太平/高橋信一/横山治己/長谷川晴彦
リトルゾンビーズ音楽:LOVE SPREAD
リトルゾンビーズ衣裳:writtenafterwards
リトルゾンビーズメイク:加茂克也
アートワーク:magma
製作幹事:電通
配給:日活/制作プロダクション:ROBOT
特別協賛:フェイスマスクルルルン/グライド・エンタープライズ
(c)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS(電通/日活/ソニー・ミュージックエンタテインメント/パルコ/ROBOT)
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