玉森裕太主演『パラレルワールド・ラブストーリー』予告編&ポスター公開 主題歌は宇多田ヒカル

 5月31日公開の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の主題歌を宇多田ヒカルが担当することが決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 東野圭吾のベストセラー小説を玉森裕太主演で映画化する本作は、東野自身が帯コメントで「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない」と謳うラブストーリー。愛する彼女が、本当に自分の恋人なのか、親友の恋人なのか、2つの異なる世界“パラレルワールド”を行き交う男女3人の愛を描く。

 『宇宙兄弟』『聖の青春』の森義隆が監督を務め、主演の玉森が、2つの世界それぞれを生き、愛する女性への想いと親友との友情の間に揺れながら翻弄されていく主人公の青年・敦賀崇史を演じる。崇史と同じ研究所に勤める親友であり、恋敵の三輪智彦役に染谷将太、ひとつの世界では崇史の恋人、もう一つの世界では崇史の親友の恋人として存在する、謎に満ちたヒロイン・津野麻由子役を吉岡里帆が務める。その他、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル、田口トモロヲが出演する。

  ポスタービジュアルでは、2つの世界それぞれの玉森、吉岡、染谷の姿が。「世界が変わりまくる、驚愕の108分」と大きくコピーが添えられている。

『パラレルワールド・ラブストーリー』予告編

 予告編では、ある日突然、2つの世界に迷い込んでしまった崇史が、目が覚めるたびに変わる世界の中で真実を追い求めていく姿が描かれる。1つの世界は、愛する麻由子と恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友・智彦の恋人に。はたして真実の世界はどっちなのか。

 この予告編でも使用される主題歌は、宇多田ヒカルのアルバム『初恋』に収録された「嫉妬されるべき人生」。リリース時に曲を聞いた森監督が、「宇多田さんの作り出すサウンドの切れ味や、得難く奥深い歌詞の世界観が、自分がラストシーンに込めた想いと驚くほどに共鳴し、鳥肌がたった。『これだ! これしかない! 』と」熱望してオファーしたところ、宇多田側がその想いを受けて快諾。

 主題歌の決定に伴い、監督は「この曲が映画のエンディングを彩ることで、作品が積み重ねてきたひとつひとつの粒が一気に結晶になり、もっともっと大きく深いテーマとして胸に広がっていくはずです」とコメント。また、玉森も主題歌について「完成した映画を見た帰り道に、すぐダウンロードしました。エンドロールで宇多田さんの曲が流れた途端、来た! という感じでゾクゾクしました。もともと宇多田さんの曲の世界観や歌がすごく好きだったこともあって、今もよく聞いています」と語っている。

■公開情報
『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日(金)全国ロードショー
出演:玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル、田口トモロヲ
原作:東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社文庫)
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
音楽:安川午朗
主題歌:「嫉妬されるべき人生」宇多田ヒカル(Epic Records Japan)
企画・配給:松竹
(c)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (c)東野圭吾/講談社

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