生田斗真、『いだてん』弥彦役で真骨頂を発揮 “アツさ”と“上品さ”を併せ持つキャラが話題に

 豪華な俳優陣と脚本・宮藤官九郎で何かと話題になっているNHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺〜』。すでに6話までの放送が終わっており、“いだてん”こと金栗四三(中村勘九郎)の才能も周りに知れ渡ってきたところ。目が離せなくなってきている。

 そんな同番組は、今をときめく俳優陣が多々出演中。主演の中村勘九郎をはじめ、勝地涼、役所広司、竹野内豊、綾瀬はるか……。実に豪華な面々である。その中でも、これまでにない演技で話題になっているのが、四三の盟友・三島弥彦役の生田斗真だ。

 生田はジャニーズの中でも、いち早く俳優としての道を確立した人物である。もともとはジャニーズJr.内ユニット・Four Topsとして絶大なる人気を誇っていたが、徐々に俳優の道へ。グループに属したり、歌とダンスのパフォーマンスをあまりしないことから“異色のジャニーズ”とも呼ばれていたが、今ではジャニーズを代表する俳優として活躍している。

 生田が俳優として注目されだしたのは、2007年に放送された『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)の中津秀一役の頃からだろう。容姿端麗かつムードメーカー的存在のキャラクターも相まって、一気に人気が集まった。当時、生田は『花より男子2(リターンズ)』(TBS系)や『ハチミツとクローバー』(フジテレビ系)など、いわゆる王道少女漫画系ドラマへの出演が多かった。しかし、コミカルな演技もシリアスな演技もスマートにこなし、演技の幅を見せつけていた。

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