『グッドワイフ』小泉孝太郎は常盤貴子と結ばれるか? 唐沢寿明による驚異の伏線回収も話題に

『グッドワイフ』唐沢寿明の恐ろしさ

 そこでそっと杏子を抱き寄せるのが、多田征大(小泉孝太郎)。多田は、司法修習時代に同期だった杏子の夫のスキャンダルを知り、10数年ぶりに彼女と会い事務所に誘った。多田の公式の設定には「彼女の美しさと人柄に惹かれるが、成績優秀だった杏子に見合う男になってから想いを伝えようと気持ちを胸にしまっていた」とあり、その思いは現在も胸に秘めていることは明らか。

 夫と再び向き合うことを杏子に打ち明けられた多田は、動揺を隠せずに「うん……応援するよ」と返していたが、壮一郎の裏切りにより、ついにチャンスは巡ってきた。「もうやめろよ。もう別の未来を行けばいい」。“別の未来”とは、多田自身を指しているのだろうか。どちらにせよ、少しでも信じていた夫に本当の意味で裏切られた杏子を救えるのは、そばにいる多田だけだ。

 壮一郎は杏子との面会時、いつも「子どもたちは大丈夫か?」と聞いていた。しかし、結果的にその言葉も事件解決の導きに過ぎなかったのだ。大事な家族をも裏切った壮一郎への怒りは計り知れない。第4話の予告では、壮一郎の起訴が決まり、窮地に陥る脇坂が壮一郎を有罪にしようと執念を見せる場面が。注目は「離婚しようと思ってるの」と話す杏子、そして壮一郎と対峙する多田の姿。多田は壮一郎へ何を話し、杏子はどのような“未来”を選ぶのか。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
日曜劇場『グッドワイフ』
TBS系にて、2019年1月13日(日)スタート 毎週日曜21:00〜21:54
出演:常盤貴子、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、滝藤賢一、賀来千香子、吉田鋼太郎、唐沢寿明
脚本:篠崎絵里子
チーフプロデュース:瀬戸口克陽
プロデュース:東仲恵吾
演出:塚原あゆ子ほか
原作:based on “The Good Wife” produced in the United States by CBS Television Studios in association with Scott Free Productions and King Size Productions, and distributed by CBS Television Distribution” 
制作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/the_good_wife2019/

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