『イノセンス』川口春奈が坂口健太郎の“自宅での秘密”を暴露 「ベッドに行かずに起きるそうです」
1月11日、日本大学法学部講堂にて1月19日スタートのドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)の先行特別試写会が行われ、キャストの坂口健太郎、川口春奈、本作で法律監修を務める室谷光一郎弁護士が登壇。法科大学院生200名と、新成人のインフルエンサーら60人を対象に、トークショーを開催した。
本作は、保駿堂法律事務所で刑事事件を担当する若手弁護士・黒川拓(坂口健太郎)が、科学者、ジャーナリストたちの協力を得て、意外な実証実験で冤罪事件を解き明かしていくヒューマン・リーガル・エンターテインメント。身近に潜む“冤罪”の恐怖と、犠牲となった弱き人々を救う弁護士たちの奮闘を描いていく。
緊張の面持ちで姿を現した坂口は、第一話を鑑賞したばかりの学生たちに「いかがでしたか?」と質問。大きな拍手があがると「少しほっとしました」と、肩をなでおろした。
この日は学生からの質疑応答タイムが設けられ、最初にあがったのは「弁護士役に挑戦してみて気付いたことは?」との問い。坂口は「司法はすごいものだなと感じました。今は情報が溢れていて、新しい情報もすぐに入手できる。人の思いに流されない存在の中心でいる弁護士さんって、すごくエネルギーがある仕事だなというのは思いましたね。情報に溢れる今だからこそ、“法”の力の強さを感じています」と回答。そして坂口は「ドラマはどうでしたか?」と逆質問。「ウルッとするところもあって、みなさんの演技もよかったです」という学生に対し、クシャッと微笑み「ありがとうございます」と頭を下げた。
続いて印象的な法律用語やセリフの覚え方について聞かれた川口は「日常で使わない言葉なので、なじみがない。どういう意味かを調べるところから始まって、口に出して体に覚えさせています」と返答。室谷弁護士は「“公判前整理手続”とか、認知度が低い単語をセリフの中でお話されるのは大変だなと思います」と共感し、室谷氏が脱サラ後に弁護士となったことが明かされると、学生たちから驚きの声が漏れる一幕もあった。
また、弁護士役を演じる上で大変なことについて坂口は「日常生活で使わない単語がたくさん出てくるので、セリフももちろんそうですが」と前置きし、「僕の中で弁護士さんって堅いイメージがあって。たとえば“弁護士のドラマ”について考えたときに、無実を証明するために戦っていく、ビシッとしているイメージがあった。けれど黒川拓は、ふだんは緩くてつかみどころのない人。“ふだんの拓”と“法廷シーンの拓”という2つの色があるので、ギャップというか、そこは頭を使ってやっている感じです。バランスを考えるのが難しかったですね」と役作りの苦労を明かした。
「初めて台本を読んだ時、正直、黒川拓のことがあんまりわかんなかったんですよ。すごく興味深い男の子だなって。いざ動いてみると新しい発見もあるし、それがおもしろいところだなと感じています」と坂口。新人弁護士・和倉楓役を演じる川口は「喜怒哀楽がちゃんとあって、自分が感じたことは口にも顔にも出ちゃうキャラクター。でも、ブレない芯や正義感もあるし、人として尊敬する部分がある。“天真爛漫でまっすぐ素直な子”というのを意識しています」と自身の役柄について語った。