『チア☆ダン』土屋太鳳とオダギリジョーが“過去”と和解 ひときわ輝きを放つ堀田真由にも注目
商店街のお祭でチアダンスを成功させ、さらにチアリーダー部に所属していた後輩2人が新たに入部することが決まり、10人体制になった福井西高校「Rockets」。しかし、新入部員を迎えようとした矢先、部室が荒らされてしまう。Rocketsの面々はこれまで対立を続けてきたチアリーダー部の仕業に違いないと見るのだが、わかば(土屋太鳳)は自分にも非があると感じ、報復をためらうのだ。
8月10日に放送されたTBS系金曜ドラマ『チア☆ダン』第5話。先週の第4話でわかばとチアリーダー部から追い出された後輩の芙美(伊原六花)のやり取りと、チアダンス部に馴染めずにいた茉希(山本舞香)に汐里(石井杏奈)が会いにいくシーンとが類似したシチュエーションで描かれていたが、それと同様に、この第5話でも2つのエピソードがシンクロニシティを放つ。こういったストーリーの運び方が、このドラマの“前進”に大きな役割を果たすということだろう。
わかばがチアリーダー部を抜けてチアダンス部に参加したことで、望(堀田真由)との間に軋轢が生じ対立関係が生まれる。わかばが本格的にチアダンス部に傾倒するようになった第2話以降、それが描かれてきたとはいえ、その裏側にあったわかばと望の関係性というものは明らかにされていなかった。今回の劇中で、「JETS」のある福井中央高校に入学できずに落ち込んでいたわかばを励まし、ともにチアリーダー部として2人が友情を育んできたことが明らかになるのだ。