滝藤賢一×広瀬アリス、W主演ドラマ『探偵が早すぎる』で初共演 滝藤「俳優人生全てを懸けます!」
7月19日にスタートする木曜ドラマF『探偵が早すぎる』(読売テレビ・日本テレビ系)で、滝藤賢一と広瀬アリスがW主演を務めることが決定した。
毎回“F”から始まるキーワードで作品のイメージが表現されている木曜ドラマFの今回のキーワードは、“Fastest Detective(最速の探偵)”。第51回メフィスト賞を受賞し、ミステリー界から評価を受ける井上真偽の同名小説を原作としたミステリードラマとなる本作は、些細な違和感を察知し、事件を未然に解決する探偵・千曲川光の活躍を描く。
女子大生の十川一華が父親の死によって突如5兆円の遺産を引き継ぐことになり、その結果、父親の兄弟姉妹たちである大陀羅一族から命を狙われることに。千曲川は、一華を守るという依頼を受け、事件が起こる前に解決しようと奮闘する。
滝藤が演じるのは、事件が起こる前に未然に防ぎ、犯人を返り討ちにする“トリック返し”をモットーとしている探偵・千曲川光。偏屈な性格で、コミュニケーション能力が著しく欠如した役どころだ。また、広瀬が演じるのは、他界した父親・瑛の遺産5兆円を突如相続することになり、その莫大な遺産を奪おうとする一族から命を狙われる事になった女子大生の十川一華。勝ち気な性格で、いつも千曲川と反発し合っている。
脚本を務めるのは、ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)などを手がけた宇田学ら。監督は、ドラマ『リピート~運命を変える10か月~』(読売テレビ・日本テレビ系)などを演出した湯浅弘章が務める。
プロデューサーの中山喬詞氏は、滝藤の起用について「主人公の探偵は偏屈だけど、どこか憎めない、それでいて恐ろしいほど聡明。そんな色んな顔を持ち合わせた千曲川を名バイプレイヤーである滝藤さんが演じると、どんな化学反応が生まれるのか…これほど楽しみなことはない!と思いました。どの作品を見てもひしひしと伝わってくる圧倒的な存在感と表現力。コミカルで、ユーモラスで、そしてカッコ良さも兼ね備えた滝藤さんに演じていただければ、今までにない“新しすぎる”探偵ドラマになると確信しました」とコメント。広瀬については「一見すると天真爛漫で今どきの女子大生…でも強い想いや葛藤を内に秘めている一華。何気ない日常生活の中で常に命を狙われるという特殊な設定で難しい役どころなのですが、“みんなから愛されている”という点が、一華と広瀬さんは全く一緒だなと感じました。明るい笑顔と凛とした佇まいで、可愛らしさも切なさも表現できる広瀬さんに一華を演じていただくことで、守ってあげたくなるような“愛くるしすぎる”女性になるはず!と今から凄く楽しみにしています」と語っている。
滝藤賢一(千曲川光役)コメント
出演が決まった時の感想
平静を保とうとしましたが、ニヤけてしまい、ビローンと鼻の下が伸びました(笑)。やはり俳優をやっている以上、主演を張りたいという気持ちは持ち続けているので嬉しいです。広瀬アリスさんとW主演ということで、とても心強いです。
どんな探偵ドラマにしたいか
このドラマは事件が起きないということですから、起承転結の“起”がないって事ですよね。探偵ドラマは数多く作られていますが、こんなことは初めてですので、少し不安な気持ちもありますが、これから監督とセッションして、観ている方に楽しんでいただける作品にしたいと思います。
千曲川の特徴
逆にキャラクターが弱すぎるって、どうですか。全く印象に残らないみたいな(笑)。衣装は色々と変えていく予定です。“毎回、違う衣装を着る”と、今、僕が勝手に決めさせていただきました。ロングコートを着たり、サングラスを掛けたり。実現するか分かりませんが、遊び心を持って色んな所で千曲川を楽しみたいです。
どんな風に演じるか
自分がどう演じるかよりも、共演者の方々とのセッションを大事にしたいです。連ドラの醍醐味は放送されたものを観て、色々チャレンジできる所だと思っているので、回を重ねるごとにキャラクターの可能性を大きく膨らませていきたいです。
広瀬アリスの印象
包み込むような女性らしさの中にジャンヌダルクのようなたくましさを内に秘めている方という印象ですが、固定観念にとらわれたくないので、広瀬さんとお会いできる日を楽しみにしております。
もし一華のように5兆円手に入ったらどうする?
5兆円…。全くピンとこないですね。寄付します。僕はそういう事があると運を使っている感じがして…。だから、くじも引かないです。当たりたくないんですよ。俳優としての運をとられる感じがして(笑)。
何か自分の中で人より早いものは?
撮影が終わったら即効で家に帰ることです。現場から控室に戻るまでの間にもう半分くらい衣装を脱いでいますから(笑)。現場が嫌いなわけじゃないですよ! 朝も早くて5時くらいには起きていますね。Time is moneyです。
視聴者にメッセージ
この作品に、今までの、そしてこれからの俳優人生全てを懸けます! 視聴者の方には謎解きや痛快な解決劇を楽しんでもらえたら嬉しいです。登場人物のキャラクターが濃いのも見所ですね。僕も今からどうなるのか楽しみでなりません!
広瀬アリス(十川一華役)コメント
出演が決まった時の感想
台本を読ませて頂いて、すごくおもしろかったです。台本を読んでケタケタ笑いました(笑)。一華ちゃんは遺産目当てで狙われるという事で、一華ちゃんを軸に物語が展開されていくんですけど、一華ちゃんの振り回され具合がすごくおもしろくて…。やりとりもおもしろいですし、すごく撮影が楽しみだなと思いました。一華ちゃんには全くわからないまま事件を未然に防ぐという事なので、それもすごく楽しみです。
一華の役柄について
愛らしくてコミカルなキャラクターという印象で、演じるのがすごく楽しみです。テンション的な部分で言うと私とすごくソックリだと思います(笑)。一華ちゃんは『いや~ぁ』『うお~っ』ってセリフが多くて(笑)、早くこのキャラクターを演じて色をつけたいと思いました。私もリアクションが大きいって言われます(笑)。
役作りのイメージ
あまりガチガチに決める事はないです。まだ手探り状態なので、クランクインして皆さんとお会いして、どういう風になっていくのかなって思っています。
探偵ドラマ持つイメージ
結構見ているんですけど、シリアスなシーンが多い印象です。今回はコメディーの部分もあるので、今までにないポップでコミカルな、とてもおもしろい探偵モノになると思います。
初共演の滝藤の印象
年末の番組に結構面白く出ていらして、その印象が強いです(笑)。実際にお会いしたらどんな方なんだろうって全く想像つかないですね。テンポの良い掛け合いもあるので、いろいろお話をさせて頂いて、うまくできたらなと思います。今から楽しみでもありますし、緊張もしています。
もし一華のように5兆円手に入ったら?
必要なモノと欲しいモノを買って、寄付したいと思います。ほしいものは超現実的に大きいベッド(笑)。ビビっちゃって使えないタイプなんです。現場で、共演者の皆さんと『5兆円あったらどうします?』って会話をしたら楽しそうですね。あとは乗馬が趣味なので、馬が欲しいです。
自分の中で人より早いものは?
唯一早いのは帰り支度くらい(笑)。どの現場に行っても早いって言われるんです。それでも衣裳から私服に着替えてメイクを落として、お疲れさまでしたって帰っていくだけなんですけど、早いらしいです。早くワンちゃんに会いたいので直帰ですね。それ以外は全部遅いです。支度もいつもギリギリまでやっています。
ドラマの見どころ
今までにない探偵モノと言うことで、謎解きだけではなく、コミカルなやりとりがあったり、クスっと笑えるシーンがあったり、出てくるキャラクターが濃かったり、見所が本当にたくさんあるので、深夜に笑ってもらえれば良いなと思います。
■放送情報
木曜ドラマF『探偵が早すぎる』
読売テレビ・日本テレビ系にて、7月19日(木)23:59スタート
出演:滝藤賢一、広瀬アリスほか
原作:井上真偽『探偵が早すぎる』(講談社タイガ刊)
脚本:宇田学ほか
演出:湯浅弘章ほか
チーフプロデューサー:前西和成(読売テレビ)
プロデューサー:中山喬詞(読売テレビ)、白石裕菜(ホリプロ)、河野美里(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:読売テレビ
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