石原さとみ、格差恋愛描くドラマ『高嶺の花』に出演決定 相手役は銀杏BOYZ・峯田和伸
石原さとみと銀杏BOYZの峯田和伸が、7月期新水曜ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に出演することが決まった。峯田は今回で民放ドラマ初出演を果たす。
『高校教師』『101回目のプロポーズ』などの野島伸司が脚本を手がける本作は、不釣り合いな男女が運命の恋に落ちていく様を描く純愛エンターテインメント。石原が演じる主人公・月島ももと、峯田が扮する風間直人がまさかの恋に落ちていく。
月島もも(29)は、華道の一大流派である名門「月島流」本家の長女で、圧倒的な才能を持つ華道家。その群を抜く麗しいルックスもマスコミに注目され、特に和装の華やかさはファッション誌の巻頭を飾ることも。容姿、キャリア、家柄、財力、才能に将来性――どこをとってもケチのつけようがない、超“高嶺の花”であるが、華やかで強く見えても、本当の姿は人一倍、孤独で繊細な、1人の女性。しかも、心から愛したハイスペックな婚約者から二股交際のすえ向こうから捨てられ、その噂で周囲に嘲笑されて、自信や才能までも喪失……。元来の孤独、繊細な性質が顔を出し、男性不信に陥っている。
一方の風間直人(39)は、地味な家業を細々と営みながら、母子家庭の実母の病を十年来介護し続けてきた、優しく穏やかだが特に取り柄もない男。口下手で要領が悪いうえ、そうした生活に追われ、成人してから女性と交際したことがないのだが、とうとう母親を亡くし、「結婚して幸せになっておくれ」という彼女の遺言を実現しようと、ようやく決意する。介護しながら母親の話を聞き続けてきた「見守り力」「寄り添い力」が、傷ついたももの心を次第に癒し、やがてまさかの恋に落ちていく……。
石原はまだ峯田に会っていないそうで、「私が演じるももが直人を罵倒するシーンが沢山あるので……どういうリアクションをしてくださるのだろうかと、今からワクワクしています(笑)」とコメント。また峯田は野島のドラマをたくさん観てきたと言い、石原については「まさに『ど真ん中に立っていらっしゃる方』」と話している。
キャスト&スタッフコメント
石原さとみ(月島もも役)
「野島伸司さんの脚本でラブストーリーをやりたい」とずっと言い続けてきたので、今回、願い叶って野島さんとご一緒できることがとても嬉しく身が引き締まる思いです。『高嶺の花』は、言わば“怒涛のラブストーリー”。台本を読んだだけで震えるくらい心を揺さぶられ、深くハッとさせられる台詞のオンパレードです。プレッシャーは相当ありますが、自分自身との戦いだと思い、負けないよう挑戦したいと思います! 直人を演じる峯田和伸さんとはまだお会いできてないのですが、作中では、私が演じるももが直人を罵倒するシーンが沢山あるので……どういうリアクションをしてくださるのだろうかと、今からワクワクしています(笑)。存分に直人の心も、視聴者の皆さんの心も振り回せるような魅力的なももを演じられるよう頑張りたいと思います。どうか楽しみにしていて下さい!
峯田和伸(風間直人役)
野島伸司さんのドラマをたくさん見てきたので、出演の話を聞いたときには驚きましたが、それ以上に、とても嬉しかったです。主演の石原さとみさんの印象は、まさに「ど真ん中に立っていらっしゃる方」。まだこの物語がどういう結末に向かっていくのかまったく想像できませんが、野島さんが新しく描こうとしているものに、果たして自分はどんな色をつけていけるか。キャスト、スタッフの皆さんと一緒に、撮影に心を尽くしたいです。
野島伸司(脚本)
ドラマっていいな。そうか、だからわざわざ時間を割いて、ひととき日常を離れてのめり込めるエンターテインメントなんだよね。作り手と受け手が、そんな思いを共有できる、そういう熱を呼び起こせるものを書きたいと思いました。石原さとみさんは、今回、約八年ぶりにお会いしたのですが、その間に着実にキャリアを積み重ねてきた自信と風格を感じました。彼女の役柄を考えたとき、和装で見得を切る、名門の華道家師範という画が浮かんできました。峯田和伸さんは、裸でステージからダイブするイメージとは異なり、実際にお会いしたら、とても情緒的で聡明な印象でした。彼がこの物語に、独特の飄々とした味わいを運んでくれることでしょう。
■放送情報
『高嶺の花』
日本テレビ系にて7月スタート 毎週水曜22:00放送
出演:石原さとみ、峯田和伸
脚本:野島伸司
チーフプロデューサー:西憲彦
プロデューサー:松原浩、鈴木亜希乃、渡邉浩仁
演出:大塚恭司、狩山俊輔、岩崎マリエ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/takanenohana/