国際派俳優・葉山ヒロ、『モンテ・クリスト伯』出演決定 「僕にぴったりの役柄でとてもうれしい」

 ディーン・フジオカ主演ドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)の第6話より、俳優・葉山ヒロが出演することが決定した。

葉山ヒロ

 同ドラマは、文豪アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』を原案とした復讐劇。幸せの絶頂から冤罪を着せられた主人公・柴門暖が、15年間の投獄を経て投資家の「モンテ・クリスト・真海」となり、3人の男たちへ復讐を果たしていく姿を描く。

 葉山は台湾旅行時にスカウトされ、香港・中国を拠点に活動してきた国際派俳優。台湾に2年半滞在後、香港のジャッキー・チェンの事務所JCグループにスカウトされ移籍。8年在籍ののち、現在は、独立して中国で自ら製作会社を持ち、映画のプロデュースを行う等、俳優以外にも幅広い活動を行っている。

 日本のドラマに初めて出演することとなった葉山は、「昔日本の撮影現場を拝見したことがありましたが、すごく緊迫した雰囲気で楽しくなさそうな感じと海外生活20年で私本人が関西弁しか話せない為、日本のオファーは断り続けましたが、初めて日本の撮影チームが海外っぽくて出演者にとっては仕事しやすい環境に感激しております」と感慨深い様子。

 今回葉山が演じるのは、南条幸男(大倉忠義)の過去を知る謎の香港マフィア、ダニー・ウォン。劇中では広東語と日本語の両方の台詞を操る。葉山は、出演オファーがきたときの心境を「香港・中国・台湾で芸能業界20年を経て偶然の帰国のタイミングでオファーを頂いたことに感謝の一言です。脚本を読ませて頂いた際、とてもとても面白い内容だったことと、香港人役というのも僕にぴったりの役柄で今回はとてもうれしいです」と話し、主演のディーン・フジオカについては、「フジオカ君の日本での活躍を海外で知り、正直にうれしいのと彼のブレイクを生かし、もっとこの先海外で活躍している日本人が国内で海外のノウハウを伝え、日本の芸能界が逆に海外で幅広く活躍出来る事を願っております」とコメント。

 本作のプロデューサーを務める太田大氏は、「ダニーという香港人の設定にリアリティーを持たせたく、香港で活躍されている葉山さんがちょうど日本にいらっしゃったタイミングでもあり、ご出演をお願いしました。流暢な広東語とワイルドな魅力が、香港マフィアのボスという役柄に大きく説得力をもたらしてくださいました。ご出演頂いた幸男の回想として出てくる過去の陰惨な事件のシーンでは、大がかりな立ち回りが必要でしたが、数々のアクション映画にご出演されたその身のこなしは流石に一流で、撮影時にはアクションの立ち回りなどもご提案頂き、とても有り難かったです」と、葉山の起用理由を語った。

 また、同じく幸男の過去に絡むショーン・リー役は、台湾を中心に活動し、海外CM出演は40本以上を数える日本人俳優・ジョー ナカムラが演じる。

■放送情報
木曜劇場『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:ディーン・フジオカ、大倉忠義、山本美月、高杉真宙、葉山奨之、岸井ゆきの、渋川清彦、桜井ユキ、三浦誠己、新井浩文、田中泯、風吹ジュン、木下ほうか、山口紗弥加、伊武雅刀、稲森いずみ、高橋克典
原作:アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』
脚本:黒岩勉
プロデュース:太田大、荒井俊雄
演出:西谷弘、野田悠介
(c)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/MONTE-CRISTO/index.html

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