『パシリム』続編、日本のファンにオススメしたいシーンは? 主演ジョン・ボイエガに聞く
ーー前作から続投した菊地凛子演じる森マコとは義理の姉弟役でしたが、共演してどうでしたか?
ボイエガ:共演するまで面識はなかっんだけど、『パシフィック・リム』を観て、彼女なしで続編は成り立たないと思っていたよ。それから実際にセットで出会って、仲を深めていった。劇中で義理の姉弟だっただけでなく、舞台裏でも意見交換をしたり、笑いあったりして、仲良くなっていったんだ。その相性の良さは、ジェイクとマコの間柄にも反映されているよ。あと、個人的に凛子はなぜこんなに英語の映画に出られるのか疑問だったんだ。僕が日本語で演技をしろなんて言われたら無理だからね(笑)。周りが違う言語を話す中で、演技を熟す彼女にはとても感心したよ。
ーー本作は日本人にとって特別な作品です。ずばり日本のファンに観てほしいシーンはどこでしょうか?
ボイエガ:東京大決戦のシーンだね。東京が破壊されるなんて、古典的な怪獣映画や巨大メカ映画に出てくるお約束的シーンだと思うれど、これはやっぱり通らなきゃいけない道だ。しかも普通の東京ではなく、未来の東京が舞台で、これがすごくクールなんだ。あとKAIJU用のシェルターなんかもあって、地上だけじゃなく地下にも人々が逃げ込んでいく。日本の皆さんになじみのある場所がたくさん出てくるから、それに気付くのも楽しいんじゃないかなと思っているよ!
(取材・文・写真=阿部桜子)
■公開情報
『パシフィック・リム:アップライジング』
全国公開中
監督:スティーヴン・S・デナイト
脚本:エミリー・カーマイケル、スティーヴン・S・デナイト、T・S・ノーリン、キラ・スナイダー
製作:ギレルモ・デル・トロ、トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ、ケイル・ボイター、ジョン・ボイエガ、フェミ・オグンス
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン、ケイリー・スピーニー、菊地凛子、新田真剣佑、バーン・ゴーマン、アドリア・アルホナ、チャーリー・デイほか
配給:東宝東和
(c)Legendary Pictures/Universal Pictures.
公式サイト:pacificrim.jp