長澤まさみのぶっ飛んだ演技に反響! 『コンフィデンスマンJP』でコメンディエンヌぶりを発揮
ついに始まった今期の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。『リーガルハイ』シリーズ(フジテレビ系)や、映画『ミックス。』などのヒット作を次々と手がける古沢良太が脚本を担当し、“コンゲーム”を描く、オリジナルのコメディー作品だ。
4月9日に放送された第1話のタイトルは「ゴッドファーザー編」。ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)たち信用詐欺師の3人が、公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介(江口洋介)を騙すために闘いを挑んだ。
本作では、ダー子、ボクちゃん、リチャードたちのターゲットとして、毎話ゲスト俳優が登場。その記念すべき1回目が、“日本のゴッドファーザー”こと赤星を演じた江口であったというわけだ。江口と言えば、前クールのドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)で警視庁の敏腕SPを演じたばかり。自身の中にある「正義」に従って、木村拓哉が演じる主人公たち民間のボディーガードと何かと対立し盛り上げた。『BG』では常にその渋面が印象的であったが、今作の赤星はきな臭い笑顔と物言いが強烈なキャラクターだ。表向きはたしかに“善人的”な人間であるが、その実、裏の顔はかなり荒っぽいヤクザである。
そんな彼を陥れるために、ダー子は必死で勉強し、たった3カ月という短期間でCAになる。国内にあっては危険な、莫大な現金を国外に持ち出そうという赤星の考えにつけ込むのだ。ボクちゃんが「そんなに努力できるなら、まともに働けばいいのに」と口にしていたが、たしかにその通り。「そんなのアリか」と思わずツッコんでしまった。