沢尻エリカ主演『猫は抱くもの』、水曜日のカンパネラが劇伴担当 小林涼子ら擬人化猫キャストも

『猫は抱くもの』水曜日のカンパネラが劇伴

 沢尻エリカ主演映画『猫は抱くもの』の劇伴を水曜日のカンパネラが担当することが決定。あわせて、追加キャストが発表された。

 本作は、『ヘルタースケルター』以来6年ぶりの映画主演となる沢尻と、『グーグーだって猫である』の犬童一心監督がタッグを組んだ人間ドラマ。思った通りの自分になれず、投げやりな毎日に慣れてしまった“元アイドル”の沙織と、“自分を沙織の人間の恋人だと思い込んでいる猫”の良男が、自分らしい生き方を見つけていく模様を描く。主人公・沙織役を務める沢尻のほか、猫の良男の擬人化した姿を吉沢亮、物語のキーマンとなる画家ゴッホを銀杏BOYZの峯田和伸がそれぞれ演じる。

 劇伴を担当することが決まった水曜日のカンパネラだが、ボーカルのコムアイは猫のキイロを擬人化した姿で出演することが既に発表済み。銀幕デビューを果たすとともに、水曜日のカンパネラとして初の劇伴を担当することになった。劇中歌「キイロのうた」は、コムアイ本人が作詞を行っており、「劇中歌は、登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました」とコメント。さらに、コムアイの声で劇中の“効果音”を作るなど、作品づくりに精力的に携わったという。

 また、第3弾キャストとして発表されたのは、擬人化した猫を演じる“猫キャスト”。老猫を演じる岩松了をはじめ、藤村忠寿(サビ猫)、内田健司(サバトラ猫)、久場雄太(黒猫)、今井久美子(茶ブチ猫)、小林涼子(キジトラ猫)、林田岬優(黒白ブチ猫)、木下愛華(ヒョウ柄猫)、蒔田彩珠(縞三毛猫)が名を連ねた。

■公開情報
『猫は抱くもの』
6月23日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮
音楽:水曜日のカンパネラ
出演:沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、岩松了、藤村忠寿、内田健司、久場雄太、今井久美子、小林涼子、林田岬優、木下愛華、蒔田彩珠、伊藤ゆみ、佐藤乃莉、末永百合恵、柿澤勇人
企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ
2018年/日本/カラー/ビスタ/DCP5.1ch/109分
(c)2018「猫は抱くもの」製作委員会
公式サイト:nekodaku.jp

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