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窪田正孝ら『僕やり』最終話でそれぞれの道へ 原作とは異なる“メッセージ”を読む

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 原作のラストは、連載終了後に様々な憶測が飛び交ったように、かなりモヤモヤした印象を受けるものだった。しかしドラマ版では、幸せな家庭を持った伊佐美と、クズキャラのまま成功者になったマルと比較して、孤独な暮らしの中、爆破事件で失ったあらゆるものを引きずり続けるトビオ。市橋の亡霊を前に、自分を殺めようとする。おそらく空白の10年間の中で、このような瞬間が何度も訪れたのであろう。

 パイセンの最後の名言、「たまに死にたくなるんわ、生きている証や」という言葉の通り、死にたくなるたびに、何が何でも生きて行くことを強く誓うトビオ。たしかに後味の悪く、救いようのない結末かもしれない。しかし、そこには間違いなく“苦しみながらも、生きなくてはいけない”という、命の重さを問うストレートなメッセージが込められているのではないだろうか。

■久保田和馬
映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。Twitter

■放送情報
『僕たちがやりました』
毎週火曜21:00~21:54
出演:窪田正孝、永野芽郁、新田真剣佑、間宮祥太朗、葉山奨之、今野浩喜、川栄李奈、板尾創路、水川あさみ、三浦翔平、古田新太ほか
原作:『僕たちがやりました』原作:金城宗幸/漫画:荒木光(講談社「ヤングマガジン」刊)
脚本:徳永友一
主題歌:DISH//「僕たちがやりました」
OP曲:Mrs. GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」
演出:新城毅彦、瑠東東一郎
プロデュース:米田孝(カンテレ)、平部隆明(ホリプロ)白石裕菜(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
(c)関西テレビ
公式サイト:https://www.ktv.jp/bokuyari/index.html
番組公式Twitter:https://twitter.com/bokuyari_ktv

      

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