八代亜紀、『ファインディング・ドリー』日本版エンドソングに抜擢 「視野が広がった気がします」
ディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』の日本版エンドソングを八代亜紀が担当することが発表された。
本作は、第76回アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作『ファインディング・ニモ』の続編。忘れんぼうのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険を繰り広げる模様を描く。『ファインディング・ニモ』に引き続き、アンドリュー・スタントン監督がメガホンを取るほか、『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』のアンガス・マクレーンが共同監督に名を連ねている。
エンドソングの「アンフォゲッタブル」は、本国版では、リアーナやビヨンセらのヒットソングを手がけ、2014年にリリースした自身のシングル『シャンデリア』で第57回グラミー賞4部門にノミネートされた“顔出しNGの歌姫”シーアが担当。ジャズシンガーのナット・キング・コールが唄ったことで世界的に大ヒットした楽曲で、彼の実娘ナタリー・コールが亡父の音源とコラボし、1992年の第34回グラミー賞では、主要3部門を受賞している。八代が唄う「アンフォゲッタブル」は、シーアのものとはアレンジを変えた、日本だけの特別アレンジバージョンになるという。
ディズニー映画初挑戦となる八代は、「アンフォゲッタブル」に込められた深い愛と感情の機微を日本中に届けられるということで起用に至ったという。今回の抜擢について八代は、「びっくりすると同時にとても嬉しいです! 歌ってきてよかった、46年八代亜紀をやってきてよかったです」喜びを語りながら、「今回カバーしたことで、八代亜紀としての視野が広がった気がします」と、自信を覗かせている。歌詞については、「“忘れられない”という気持ちに対して、“大丈夫だよ、忘れてないよ”と言っている言葉が大好きです。ドリーの場合はそれが両親で、“忘れてないよね、心の中にあるよね”という親への想いなんです」と、コメントを寄せている。
日本版エンドソングに加え、八代は日本語吹替版に声優として初参加することも決定。役どころは明かされていないが、「歌に加えてダブルで嬉しい! 重要な部分で声の出演もしていますので、お子さんも大人の方もみなさんに観てほしいです!」と熱い思いを語っている。
■公開情報
『ファインディング・ドリー』
7月16日(土)全国ロードショー
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:アンガス・マックレーン
製作総指揮:ジョン・ラセター
日本語版声優:木梨憲武(マーリン役)、室井滋(ドリー役)、上川隆也(ハンク役)、中村アン(デスティニー役)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(c)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/dory