『ボクソール☆ライドショー』出演女優たちが明かす撮影秘話「温泉をモチベーションに頑張った」

『ボクソール ライドショー』インタビュー

松本「演じるというよりも、“役を生きる”役者になりたい」

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『ボクソール ライドショー』場面写真

ーー実際に4DXで作品を観た感想はいかがでしたか?

松本:映画を観るというよりは、アトラクションを楽しむ感覚に近かったです。いままでにない映画の楽しみ方だと思うので、この作品が日本の映画の新しいジャンルを作るきっかけになれば良いなって思います。

渡辺:私は、正直4DXのことをあなどっていて。こんなに椅子が動いたり、特殊効果があるんだって驚きました! 私たちが撮影現場で体験した感覚が、そのまま映画館でも感じることができて、本当にリアルだなって。

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【手前から】渡辺恵伶奈、岡本夏美、松本妃代

ーー岡本さんは、本作が初の主演作となります。

岡本:初主演ということよりも、共演者やスタッフの方々と一緒に良い作品を作りたいな、という気持ちが一番にあって。白石監督には、私が映画デビューした時からお世話になっています。今回は、白石監督に成長した姿を見せたいなと思っていたので、演技にも気合いが入ってました(笑)。クランクアップ後に、監督から「また一緒に映画を撮りたいね」と言っていただけたのが、すごく嬉しかったです。

ーーこれからどんどん役者としての経験を積んでいくと思いますが、なにか目標はありますか?

岡本:とりあえず今は、やらせていただけることをなんでも経験して、それを積み上げていきたいです。周りから支えられていることを忘れずに、一歩ずつ頑張っていきたいな、と。

渡辺:周りに流されるのも、自分を曲げるのも好きじゃないので、ブレない芯を持って演技に向き合っていきたいです。演技とは少し離れますが、誰にでも平等に接することができて、自分が伝えたいことを素直に伝えられる、そんな人になりたいです。

松本:自分の中の引き出しを増やしたいです。10代のころは、なんでも真面目に頑張らないとダメだと思っていましたが、20歳になってからは失敗などのつらい経験をしても、自分の糧にしていきたいと思えるようになりました。日常の延長線上に演技があるように、役を演じるというよりも、“役を生きる”役者になりたいです。

(取材・文=泉夏音)

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『ボクソール ライドショー』ポスタービジュアル

◼︎公開情報
『ボクソール☆ライドショー ~恐怖の廃校脱出!~』
2016年1月16日(土)からロードショー
監督・脚本:白石晃士
プロデューサー:石山成人、青木基晃、相良直一郎
出演:岡本夏美、渡辺恵伶奈、松本妃代、大迫茂生、久保山智夏
配給:KICCORIT
(C)2016VAUXHALLRIDESHOW
公式サイト:http://4dxmovie.jp/

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