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『レヴェナント:蘇えりし者』主演のL・ディカプリオ、音楽担当の坂本龍一らからコメント到着

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ニューヨークプレミア コメント映像

 レオナルド・ディカプリオが主演を務め、坂本龍一が音楽を担当する『レヴェナント:蘇えりし者』のニューヨークプレミアが1月6日(現地時間)に開催され、監督のアレハンドロ・G.・イニャリトゥをはじめ、キャストからのコメントが到着した。

 『レヴェナント:蘇えりし者』は、仲間に見捨てられ、未開の地にひとり取り残されたハンター、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)の復讐と壮絶なサバイバルを描いた作品。全米拡大公開の直前となる1月6日、ニューヨークのAMCロウズ リンカーンスクエアで、ニューヨークプレミアが開催された。会場には主人公を演じるレオナルド・ディカプリオ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で初のオスカーを手にしたイニャリトゥ監督、ドーナル・グリーソン、フォレスト・グッドラックら出演者に加え、音楽を担当した坂本龍一も出席。ディカプリオ、イニャリトゥ監督、坂本龍一の3名が揃うのは今回が初となる。

 映画『バベル』でも「美貌の青空」など坂本龍一の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、坂本の大ファンだという。「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。(今回の音楽には)感動的な静寂がある。(静寂という)間が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と、その音楽を評している。また、ディカプリオは、「サカモト氏の音楽はこの映画のテーマそのものを表現していると思う。初めて聞いたとき、まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けた」と語った。

 セリフの少ないこの作品で音楽の占める役割は大きく、それが楽しみでもあり、プレッシャーでもあったという坂本は、「監督の要望に総て応えられるような方法があればよいのだが、残念ながらこれという方法はない。だから崖を登るような監督の膨大な要求を一つ一つクリアしていった」とコメントした。

レッド・カーペット出席者のコメント

レオナルド・ディカプリオ

10160110-revenant1-th.jpgレオナルド・ディカプリオ

出演の決め手は監督だった。脚本のすばらしさに魅了された。絶体絶命の状況で発揮される人間の不屈の精神や、生への執念の根源を描いている。監督はドキュメンタリーのように、異次元の世界や大自然を限りなく追求していた。彼がリアリティにこだわり抜いたからこそ役者として、最高の環境で仕事ができた。本物の大自然の中で集中して演技に臨んだんだ。ヒュー・グラスの冒険は強く心を打つテーマだ。亡霊のように死の底からはい上がってきた彼は勇気を奮い起こして諦めることなく進んでいく。サカモト氏の楽曲はそれを表現している。曲を聴くと大きく心が揺さぶられるんだ。音楽の持つパワーに関してはうまく説明できないけど、彼の音楽はこの映画にふさわしい。まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けたんだ。

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督

10160110-revenant2-th.jpgアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督とレオナルド・ディカプリオ

この映画のテーマは“蘇える”ということだ。誰にでも経験があるはずだ。人生に絶望しても、人はやり直す。傷を癒やして、また失敗する。そして、またやり直す。この作品で描くのは何度も蘇える男の話だ。ここ3年くらい、坂本龍一さんの曲が大好きなんだ。『バベル』にも2曲提供してもらった。それから仲良くなって、今回もお願いしたんだ。彼の曲には余計なものがなく、優雅で感動的だ。この作品には、映像から想像してもらうシーンが多い。説明は加えずに映像そのものが味わえる。あるのは映像と音、そして静寂と間だ。間が重要な役割を果たすのは会話と同じ。実際の言葉より、その場の空気や間で伝わることは多いんだ。

坂本龍一

10160110-revenant5-th.jpg坂本龍一

イニャリトゥ監督の要望は、アコースティックと電子音楽を何層にも重ねたものでした。だからその2つを融合させた。加工され作り込まれた電子音楽と音質の良いオーケストラを組み合わせる大変な作業でした。映画が持つ力というのは素晴らしい。作曲すること自体が、僕のインスピレーションの源になりました。俳優たちの演技は見事で、感動的でした。そして、監督の力量は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした。セリフが非常に少ない映画なのですが、映像と音楽と音響効果がセリフの代わりにストーリーを伝えています。だから膨大な量の音楽が必要となったのです。監督の要望にすべて応えられる明確なやり方…そんな手法が僕にあればいいんだけど、残念ながらこれだという正解はないので、崖を登っていくかのように監督の膨大な要求を1つ1つクリアしていきました。

■公開情報
『レヴェナント:蘇えりし者』
2016年4月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
公式サイト

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