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新井浩文らが『さようなら』初日舞台挨拶 アンドロイド女優との共演を振り返る

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 人間とアンドロイドが共演する世界初の映画として話題の『さようなら』が11/21(土)に公開され、初日舞台挨拶に深田晃司監督、主演のブライアリー・ロング、新井浩文が登壇した。

20151121-sayonara01.jpg(c)2015「さようなら」製作委員会

 

 劇作家の平田オリザと、ロボット工学者の石黒浩が共同で進める人間とアンドロイドが共演する演劇プロジェクト『さようなら』を映画化した本作。放射能に汚染された日本を舞台に、避難から取り残された南アフリカの難民ターニャと、幼いころから彼女をサポートしてきたアンドロイド・レオナの静かな生活を描いている。

 初日上映後の客席に登場したのは、深田晃司監督、主演のブライアリー・ロング、そして新井浩文。深田監督は「本作は平田オリザさんが作り上げた演劇、そして石黒浩先生が作り上げたロボット工学、この二つの成果をお借りして出来た作品。2010年のアンドロイド演劇から苦節5年、ようやく映画を完成し公開することが出来ました」と映画公開に際しての思いを述べた。

20151121_sayounara_b.jpg

 

 アンドロイド演劇の映画化について、ブライアリーは「アンドロイドと、死期が近い女性との会話で成り立ち、それ以上の設定がないアンドロイド演劇を映画化するにあたり、どういうふうに世界観を拡げていくのかが、監督やキャスト、スタッフのチャレンジでしたが、それが見事に完成した映画です」と語り、新井は「深田監督の世界がちゃんと出ていた。最近すごく細かいカット割りの映画が多い中で、『さようなら』のように長回しの見ごたえあるものはとても好きです。とてもいい作品になっています」と述べた。

 世界初となる、映画でアンドロイドとの共演を果たした新井は、「人間ではないから待ち時間とか寒いのとか気を遣わなくていいから楽なんです(笑)。人間同士だと気を遣うから。あとアンドロイドがミスするようなことは絶対にないですね」とアンドロイド女優・ジェミノイドFを褒め、自らの芝居についても「基本、間違いません!(笑)」と俳優としてのプライドを示し会場を沸かせた。

 劇中、ソファーに裸になったターニャが寝そべり、窓の外が徐々に夜へと変化する長い時間をそのまま撮影するという印象的なシーンがあり、カメラを4時間回しっぱなしで撮影したという。深田監督は「ブライアリーさんには4時間動かないでとお願いをしました。大変だったと思います(笑)」と撮影時を振り返った。

      

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