インターネットに多くの情報が溢れ、電子書籍の興隆によって出版業界全体が大きな変革を求められ、本の買い求め方さえ多様化した現代においても、本にはなお特別な価値があると考える読書家は多い。「STAY HOME」のスローガンのもと、自宅で過ごす時間が増えた現在は、読書に向き合うチャンスだと捉える方もいるだろう。古今を問わず、文化の源としてあらゆるメッセージを人々に伝えてきた本は、パンデミックの時代においても有益なメディア足ることは間違いない。
リアルサウンド ブックでは、作家、批評家、各種専門家、漫画家など、あらゆる著者にインタビューを行い、このような時期にこそ読みたい本についての話はもちろんのこと、この先の文化をどのように捉えていくべきか、各々の立場から語ってもらった。幅広い視野から検証することで、文化が目指すべき未来へ。