CeCe j、あむ、Nouchy、Ross Moody、ザ・シスターズハイ……【TuneCore Japan コラボ】次世代アーティスト紹介 Vol.9

TuneCore×リアルサウンド 新人紹介 Vol.9

 「誰でも」世界中(185カ国以上)の配信ストア・プラットフォームへ配信できる、ディストリビューションサービスを展開しているTuneCore Japan。同社とリアルサウンドがコラボレーションし、インディペンデントアーティストの楽曲プロモーションをサポートする企画「MEDIA NETWORK」では、注目すべき次世代アーティストたちの独自性や魅力について、より音楽的な視点からレビューしていく。

 第9回となる今回は、CeCe j「just a girl」、あむ「-/ my old self」、Nouchy「Bull」、Ross Moody「あなたがいれば」、ザ・シスターズハイ「ララ」の5作品をピックアップした。(編集部)

CeCe j「just a girl」

CeCe j

 2025年春から活動を開始。同年秋から拠点をイギリスへ移している22歳のアーティスト。「just a girl」は、4thシングル。新しい環境になかなか馴染むことができず、ネガティブな感情が膨らみ続けるまま、ひたすら時間が流れて行く様を歌っている。残響を効果的に配置したサウンドは清らかだが、伝わってくるのは痛み、迷い、不安。傍目には雄々しく見えて、順風満帆に人生を送っているように見える人も、眠れない夜を懸命に越えながら前に進んでいるものだ。タイトルが意味する「私も普通の女の子なんだよ」は、CeCe jの実像でもあるのだろう。孤独と閉塞感で満たされた部屋から見上げる月の描写が、仄かな希望を感じさせてくれる。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=968978
配信リンク:https://linkco.re/pPV10DMf?lang=ja

あむ「-/ my old self」

あむ

 愛知県岡崎市出身の高校生シンガーソングライター。独学でGarageBandを使った音楽制作を始めて、中2の頃からギターによる作曲を開始。現在は名古屋を中心としながらライブ活動も行っている。ギターの瑞々しいアルペジオで彩ったトラックで、失われた恋を描く「-/ my old self」。幸福だったはずの時間が確かにあったからこそ胸の内で疼く喪失感をじっくり描写している。終わってしまった恋を修復することはできず、自分が相手にとってふさわしくなかったと受け入れるのはとても苦しい。透明感で溢れたメロディを歌う囁くような声が、素敵なことばかりではない“恋”という営みが当事者に突きつける非情な現実を浮き彫りにしている。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=1007721
配信リンク:https://linkco.re/8yx3Y63t?lang=ja

Nouchy「Bull」

Nouchy

 2025年6月に活動を開始した05世代の5人組バンド Nouchy。ファンク、ソウル、R&Bなど、ブラックミュージックの風味を豊かに香らせる「Bull」は、4thシングルとなる。ダーツをモチーフとした歌詞が描いているのは、「曲がったままでいること」について。“正しい”“普通”とされていることは、本当にそうなのか? 根拠を見出せない価値基準に身を委ねることで大切な何かが失われるのではないか? そんなことを問いかけるこの曲は、バンドとしての指針の表明でもあるのだと思う。ギターのカッティングが心地よいグルーヴィーなバンドサウンド、ソウルフルな歌声は、リスナーのダンス衝動も程よいテンションで誘う。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/Nouchy
配信リンク:https://linkco.re/zQChZ866?lang=ja

Ross Moody「あなたがいれば」

Ross Moody

 シンガー Kobamutaとトラックメイカー Keita Kobayashiによる兄弟ユニット Ross Moody。今年2月、「悲しい少年」がさまざまなプレイリストにピックアップされたことで注目を集めた。4月にリリースした「あなたがいれば」は、温かなアコースティックギターのサウンドを基調とした、R&Bテイストの曲。言葉を立て続けに重ねるラップの手法を盛り込み、約3分の尺のなかに多彩な描写を凝縮している。映し出されるのは、慌ただしく色々なことが起こる日々のなかで、本来の自分を取り戻す姿。〈あなたがいれば/ぼくは生き残り/帰ってゆくから〉は、感謝であると同時に愛情表現。穏やかなトーンによる日常の描写が、自ずとラブソングとしての表情も帯びている。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists/rossmoody
配信リンク:https://linkco.re/SChmz0s5?lang=ja

ザ・シスターズハイ「ララ」

ザ・シスターズハイ

 新潟発の4人組ロックバンド ザ・シスターズハイ。「ララ」は、空間系のエフェクトをかけたエレキギターの音像が、全編で存在感を発揮。揺らめきと広がりを帯びた響きが、リスナーの聴覚を刺激しながら恍惚を加速する。4つ打ちのビートが躍動するのでダンサブルではあるが、踊り心地はどことなく切ない。“泣き踊り”とでも言うべき質感のダンスロックだ。すっきりしない感覚が着々と胸の内に溜まっていくなか、唯一見出せている確かなものへの想いを歌っている。〈ラララ〉ではなく、〈ララ〉なのが味わい深いポイント。陽気なムードを醸し出すには1文字足りない印象なのが、エネルギッシュなのにやるせないサウンドを際立たせている。

アーティストページ:https://www.tunecore.co.jp/artists?id=610853
配信リンク:https://linkco.re/5zqPHhmC?lang=ja

■関連サイト
TuneCore Japan:https://www.tunecore.co.jp/
MEDIA NETWORK:https://www.tunecore.co.jp/wanted/medianetwork

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