BMSG TRAINEE ソロインタビュー Vol.10:AOI「どこにいても輝ける存在に」 貫くべき正義、BE:FIRST・MANATOに見た夢

BMSG TRAINEE 連載:AOI

 BE:FIRST、MAZZELに次ぐ、3つ目のボーイズグループを誕生させるべく行われた、BMSGによるオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』。その参加者でもあった面々が多く揃った今のBMSG TRAINEEは、最強の原石が揃っている。その強さとは、一体何なのか、どこからやってきたのか――。

 リアルサウンドでは、3月18日、19日に行われる『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026 〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜』を記念して、出演するBMSG TRAINEE 18名のソロインタビュー連載をスタートさせる。まっすぐに自分の理想を追い求めて、今この瞬間もひた走っているこの若き才能たちに、リアルサウンドは全力でベットしたいと思う。

 第10回目は、AOI。AOIのパフォーマンスのなかには、ある種のたしかな決まりごとのようなものがある。そしてそれは、日々を過ごし、生きていくなかで見つけた実感やその耳で聴いたこと、その目で見たもの、これから向き合い、見つめるべきものといった彼の本質と地続きの何かに根ざしている。AOIがAOIをやり切り、まっとうすること。そこがAOIの素晴らしいところであり、その正義は『THE LAST PIECE』のなかでだんだんと明確になり、今この瞬間も進化している。確固たる世界観を持ったアーティストはたくさんいるが、15歳という年齢を考えてみれば、このスピード感で世界観を築き上げているというのは、どう考えても稀有である。AOIがこれまで以上に徹底してAOIをやり切ろうとする今をとらえた、ドキュメントインタビューをここにお届けする。(編集部)

【BMSG TRAINEE】第10弾:AOI 60秒自己PR

小学5年生で観た『THE FIRST』とBE:FIRST・MANATOの衝撃

――生年月日を教えてください。

AOI:2010年10月7日です。

――“10”と“7”という数字に何かおも入れやエピソードはありますか?

AOI:僕はサッカーをずっとやってて。10番が結構エース的なポジションだったので、“10”はちょっと嬉しいですね。それから、ラッキーセブンの“7”。これもちょっと嬉しいかも。

――ありがとうございます。それでは、最初にAOIさんのいちばん古い記憶を教えてください。

AOI:何歳だったかは覚えてないんですけど、小さい頃、お母さんのお友達の家に行ってハロウィンパーティーをした時の記憶があります。カボチャのお菓子を入れるバケツみたいな入れものを持って、ベッドの上でジャンプしてた記憶があります。

――その時は、同じ年頃のお友達もいたんですか?

AOI:はい。

――その時だけじゃなくても、幼稚園くらいの時に、友達とどんな話をしていたか覚えてますか?

AOI:人と喋るのは喋るんですけど、自分の性格的にもちょっと大人しめなほうなので、あまり自分から喋りかけることはなくて。ひとりでいる、静かな時間も好きだったのを覚えてます。

――最初にかっこいいと思ったヒーローって誰でしたか?

AOI:僕の家の近くのコンビニの店長さんをかっこいいなと思ってました。優しい方なんですよ、めちゃくちゃ。憧れでしたし、その優しさがかっこいいなと思いました。

――では、いちばん最初に思い描いた将来の夢は何でしたか?

AOI:幼稚園の卒園式の時、卒業証書みたいなものに将来の夢を書く欄があったんですけど、そこに僕はサッカー選手とコンビニの店長って書きましたね。コンビニの店長に関しては、さっきお話しした通り、本当に憧れていたんです(笑)。サッカーも、5歳ぐらいから初めて、そのあとも小学校6年生ぐらいまでずっとやっていたので大好きで。サッカー選手にも憧れていましたね。

BMSG TRAINEE・AOI(撮影=篠田理恵)

――BMSG TRAINEEになったきっかけを教えてください。

AOI:僕がBMSG TRAINEEになりたいと思ったきっかけが、BMSGの最初のオーディション『THE FIRST』を観ていて、BE:FIRSTのMANATOさんに憧れたからなんです。MANATOさんはダンスも歌もできて、性格も面白いし、優しいし、『THE FIRST』を観ながらどんどん憧れが強くなっていって。そこからアーティストを目指すようになりました。

――それは何歳の時でしたか?

AOI:小学校5年生でしたね。

――『THE FIRST』の最初から、MANATOさんに注目してたんですか?

AOI:最初に『THE FIRST』を観た時から、「この人めちゃくちゃかっこいいな!」と思いました。理由がはっきりわからないんですけど、本当に目が引き寄せられて。MANATOさんはオーラがある、と思ったんですよね。

――『THE FIRST』との出会いは、何かきっかけがあったんですか?

AOI:ちょうどその頃、コロナ禍で学校に行けなくなって、空手とかサッカーとかいろいろ習っていたんですけど、それも全部行けなくなってしまって。家で何もすることがなくなった時に、お母さんと「日本でいいアーティストを見つけたいよね」というふうに話したりしていて。僕、ピアノも習っていたので、音楽も好きだったんです。そこでBE:FIRSTと出会って、『THE FIRST』も観始めました。

――『THE FIRST』を観て、“オーディション”というものをどのようにとらえていましたか。

AOI:僕、オーディション番組というものを観たのが『THE FIRST』が初めてだったんです。だから、最初はあまりシステムを理解してなかったといいますか。でも、とにかく「この人たちは音楽をめちゃくちゃしてるな」と感じて、毎回の審査を観るごとに「かっこいいな」と思っていましたね。ダンスも歌もうまいし、途中で普通に喋ってるところとか私生活の切り抜きも面白かったり、かっこよかったりして。すごくいろいろな魅力があって、そこでグッと引き込まれましたね。

――当時はどんな音楽を聴かれてたんですか? コロナ禍のあたりだと2020年、2021年くらいだと思うんですが。

AOI:当時は、J-POPとK-POPをよく聴いてましたね。J-POPで言うと、流行りの楽曲だったりとか。あと、お母さんの影響で、ちょっと昔の曲も聴いていました。m-floさんとかも聴いてたりしたし、最近だと米津玄師さん、YOASOBIさんもよく聴いてました。

――HIPHOPは?

AOI:HIPHOPは、当時まったく聴いてなかったですね。そもそも『THE FIRST』を観るまでは、ラップも知らなかったです。

――じゃあ、初めてラップを知った時には、めちゃくちゃ刺激になったのでは?

AOI:はい! 「何かわからないけどすごい、かっこいい」って。ずっと観ているうちに「これがラップっていうのか」と知りました。

――サッカー、ピアノ、空手と小さな頃からやってきたなかでも、新しい刺激のほうを選んだのはどうしてだったんでしょう。

AOI:僕、サッカーと空手は5歳から、ピアノは3歳からやっていて。休みが週に1日とかだったんですけど、空手もサッカーもピアノも本気で打ち込んだぶん、達成感みたいなものがあったんです。そのなかで『THE FIRST』を観た時に、「本当に新しいな」って思えて。ずっと音楽には触れてきたけど、体を使ってパフォーマンスをする“表現者”というのは、自分にとっては新しいものだったので、すごく引き込まれて。それに刺激されて、最初は「とりあえずダンスを習ってみよう」ぐらいの気持ちだったんですけど、ダンスを習うなかで、これ(ダンス)が自分にいちばん合ってるなって思ったんです。そこで決心して、BMSG TRAINEEのオーディションに応募させていただきました。

BMSG TRAINEE・AOI(撮影=篠田理恵)

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