BMSG TRAINEE ソロインタビュー Vol.4:KEI「僕は生きる理由になりたい」 天性の明るさ、生まれながらにして担う運命

BMSG TRAINEE 連載:KEI

 BE:FIRST、MAZZELに次ぐ、3つ目のボーイズグループを誕生させるべく行われた、BMSGによるオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』。その参加者でもあった面々が多く揃った今のBMSG TRAINEEは、最強の原石が揃っている。その強さとは、一体何なのか、どこからやってきたのか――。

 リアルサウンドでは、3月18日、19日に行われる『BMSG TRAINEE SHOWCASE 2026 〜 Graduation Party for REN, YUTA, RAIKI, TAICHI, and ISANA 〜』を記念して、出演するBMSG TRAINEE 18名のソロインタビュー連載をスタートさせる。まっすぐに自分の理想を追い求めて、今この瞬間もひた走っているこの若き才能たちに、リアルサウンドは全力でベットしたいと思う。

 第4回目には、KEIが登場する。KEIは、『THE LAST PIECE』で毎度驚きとワクワクを与えてくれた人だった。練習のたびに新たな武器を身につけ、審査のたびに新しい自分を必ず見せてくれる。上品な佇まいとしなやかな舞い、儚げな歌声と瞬発力のあるラップ、身体の動きと発声の選択に表れる美的センス――。いつも想像を超え、普通では考えられないようなギャップを見せてくれた。そんな挑戦者としての姿がとても印象的だった。今回話を聞かせてもらってわかったのは、この人は生まれながらにして太陽のような人なのだということだ。それは単純に明快で陽の空気を発しているという意味ではなく、他者に光を与えることのできる人という意味である。生まれながらにしてエンターテイナーとしての運命を天から授かった人と言っていいかもしれない。聴き手の人生に関わることが音楽の宿命のひとつで、聴き手の人生にどれだけ深く関わることができるのかがそのアーティストのかけがえのなさを決めるものなのだとして、KEIのエンターテインメントも、そしてKEI自身も、絶対的な価値を持っていると思う。(編集部)(火曜日・木曜日更新予定/全18回)

【BMSG TRAINEE】第4弾:KEI 60秒自己PR

「小さい頃から人を笑わせるのが好きだった」――ずっと変わらない夢

――まずは生年月日から教えてください。

KEI:2006年の7月17日です。19歳です。

――BMSG TRAINEEのなかでは年長組なので、まとめ役の印象があります。

KEI:そうですね、自分でもそう思っています。

――KEIさんのいちばん古い記憶を教えてください。

KEI:幼稚園の頃の記憶だと思います。お母さんに幼稚園へ連れて行ってもらったり、家で仮装してハロウィンパーティーをしたり。6歳ぐらいからダンスを始めたので、それ以降はずっとダンスに打ち込んできました。

――活発なタイプの子どもでしたか?

KEI:親には「すごく静かな子だった」って言われますね。泣いたりぐずったりしない、おとなしい子どもだったみたいです。でも、僕、昔はお笑い芸人になりたかったんですよ。幼稚園で将来の夢を書く時も、「お笑い芸人になりたい」って書いていて(笑)。小さい頃から人を笑わせるのが好きだったのは、よく覚えています。今でも人と話すのは好きなんですけど、幼少期はもっとお喋りで、一発芸をしたり、お笑いクラブに入ったりしてました。

――お笑い好きだったんですね。

KEI:大阪出身なのもあって、『よしもと新喜劇』はよくテレビで観てましたし、お正月は毎年家族で劇場へ観に行って初笑いするっていうのが定番なんです。だから、そういうお笑いの血みたいなものが流れているのは感じますね。

――ちなみに好きな芸人さんは?

KEI:当時から好きなのはNON STYLEさんですね。最近はかまいたちさんが好きで、お笑いライブを観に行くこともあります!

――お笑い芸人もアーティストも、多くの人に笑顔や幸せを届けるという点は共通していますね。

KEI:たしかに。人が喜んでいるのを見るのが好きなのは昔からなので。あ! あと小学生の頃はプロレスラーになりたいと思ったこともありました。

――プロレス!

KEI:プロレスも家族でよく観に行っていて。選手の強さに憧れた部分もあると思うんですが、やっぱりエンターテインメント性のすごさに感動していたんです。たくさんのお客さんが喜んでいるのを見て、「自分もこんなふうになれたらいいな」と。家でぬいぐるみに技をかけたり、ひとりでマイクパフォーマンスの練習をしたこともありました。「次の挑戦者は誰だ! 出てこいよ!」って煽ったり、「ありがとうございました! 次の試合もぜひ観にきてください」とか、ひとりしかいないのに挨拶してみたり(笑)。プロレスラーになった自分を想像して、よく遊んでましたね。

BMSG TRAINEE・KEI(撮影=篠田理恵)

――(笑)。いろいろな職業に惹かれるなかで、なぜアーティストを目指すようになったんですか?

KEI:三代目 J SOUL BROTHERSさんとBlock Bさんのライブを観て、ものすごい衝撃を受けたのがきっかけです。「自分もあんなふうにかっこよくなって、たくさんの人を幸せにしたい!」って強く思いました。7歳くらいから芸能活動を始めて、今までずっとアーティストという夢を追いかけています。

――芸能活動を始めたの、すごく早いんですね。

KEI:7歳の頃に芸能事務所に入所して、そこでグループとしてデビューさせてもらったんですが、メンバーやスタッフの方々との温度差を感じてしまう時があって。僕は「絶対に東京ドームに立ちたい!」と本気で思ってたんですけど、まわりはそうじゃない人も多かったんです。そこでグループの活動は一度中断して、ひとりで韓国へ行ってオーディションを受けたりして。でも、そこでは脱落してしまって、結局また日本に戻ってきました。

 当時からアーティストを目指す仲間内では「BMSGっていいよね」というふうに話題でしたし、僕も名前は知っていたんですが、まだ設立して間もなかったので深くは知らなくて。まずは日高(光啓)さんがBMSGについて話している動画を観て、BMSGは自分のやりたいことにも合っているし、“アーティシズムファースト”という会社の方針にも惹かれて、TRAINEEになることを決めました。

――迷いはなかったですか?

KEI:韓国のオーディションが終わってから、いろいろな事務所からメッセージがいただいていたし、そのなかには僕がすごく入りたいと思っていた韓国の事務所からのお誘いもあったんです。でも、いろいろ調べていくうちに、自分がやりたいことをいちばん体現できるのはBMSGだなと強く思えたので、最終的にここを選びました。

――実際にBMSG TRAINEEになってみて、いかがですか?

KEI:10年近く芸能活動をしてきましたが、初めて経験させていただくことばかりです。大きなステージに立たせてもらったり、いろいろなメディアに出演させてもらったり、BE:FIRSTさんやMAZZELさんのような先輩アーティストとたくさん関わらせてもらったり……特に日高さんとはとても距離が近いですし、本当にありがたい環境だなと幸せを感じています。

BMSG TRAINEE・KEI(撮影=篠田理恵)

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