EXO、待望のカムバックが示す新章 デビュー当初に回帰しながら描く新しい物語への期待
1月19日、EXOが約2年6カ月ぶりとなる8枚目のフルアルバム『REVERXE』で満を持してカムバックすることが発表された。今回のカムバックは、公式SNSで公開されたティーザー映像、イメージ群によって、すでにファンの間で大きな話題を呼んでいる。
同アルバムに先立ち、 2025年12月に「I’m Home」を先行公開したEXO。韓国の音楽チャートでは毎年クリスマスになると彼らが2013年にリリースしたウィンターソング「The First Snow」がチャートインするが、「I’m Home」もEXOの優しい感性が特徴的な新たな冬のナンバーとなっている。繊細なピアノとストリングが調和するメロディラインは聴く者に温かな安心感を届け、“帰る場所=Home”というキーワードもファンであるEXO-L(EXOファンの呼称)に向けたメッセージのようだ。
「I’m Home」は、単なる先行曲としてだけでなく、アルバム全体のテーマを象徴する役割も果たしているように感じられる。これまでのEXO作品で多くの物語的要素が楽曲やMVの根幹にあったように、『REVERXE』でも、この曲が“帰還”や“再会”のメッセージを強調している点は見逃せない。MVの撮影ビハインドでは、「メンバーたちが失っていた超能力を取り戻して、壊れていた家を再び建て直す」という具体的な説明がスタッフから語られていた。
そもそも、デビュー当初のEXOは「EXO PLANET」の伝説とメンバーそれぞれの超能力という、旧約聖書や北欧神話のモチーフを取り入れたファンタジックかつ壮大なコンセプトで大きな注目を集めた。デビュー曲「MAMA」のMVでは空想世界の序章として語られるナレーションや、メンバーの各能力(氷、火、水、光、治癒など)が映像で示され、当時のK-POPティーザーとしては珍しいストーリー主導型プロモーションを展開。このような謎解きが仕込まれたプロモーションは、ティーザーという短い動画やイメージだけでファンの想像力を掻き立て、世界観に没入させる演出力の高さが評価された。
『REVERXE』のティーザーは、デビュー期の象徴的なコンセプトに回帰しつつ再解釈するものであり、EXOがデビュー当時の壮大さや物語性を失わないまま、より成熟した演出技術で表現していることが大きな特徴と言えるだろう。





















