ふみの、ありのままの自分で届けたい歌 『No No Girls』から得た仲間と刺激、“好き”が詰まったデビュー曲を語る

ふみの、ノノガからデビューまでを語る

デビュー曲は「本当にお気に入りの曲」 ルーツや目指すアーティスト像も

ーーそして、待望のデビュー曲「favorite song」が完成しました。どんな楽曲だと感じていますか。

ふみの:曲が作られている時もその場にいたんですよ。ちゃんみなさんの作るスピードがめちゃくちゃ速くて。隣に座って「今幸せなことは何?」「どういうものを見たら幸せって思う?」みたいにいろいろ質問されて、それが歌詞にも残っているので嬉しかったです。

ーー〈突然休みになった月曜〉からの一連の流れですよね。

ふみの:そうですね。電車乗ってて、1回乗り換えで降りなきゃいけない時もあるけど、直通の電車に乗れた時って、空いた席にずっと座っていられるから嬉しいな、とか(笑)。

ーー(笑)。カラッとした気持ちのいいロックナンバーですけど、曲調はどうでしたか。

ふみの:もうめっちゃ好きで。ロックバンドがずっと好きっていうのを伝えた上で作っていただいたので、ドンピシャでした。

ふみの 撮り下ろし写真

ーーふみのさんのルーツの音楽はどういうものなんでしょう?

ふみの:ギターを持って歌っているシンガーソングライターや歌い手の方とか、バンドもたくさんのアーティストさんの音楽を聴いてきました。

ーーどんなきっかけで好きになったんですか。

ふみの:ギターをかき鳴らして歌ってる人のシルエットがすごく好きで。あとは歌詞から好きになることも多いです。気になる曲(歌詞)を見つけたら、そのアーティストのアルバムを最初から最後まで全部聴いたりとか。1曲好きになったら、なんか全部知りたくなるんですよ。

ーー歌詞はどんなものにグッとくるんでしょう?

ふみの:上手く言葉で表せないんですけど、すごく刺さる“ニュアンス”があって。何気ない歌詞とか、経験したことないような恋愛の歌詞でも、歌い方とかリズムとかメロディでなんか刺さるタイミングがあるんですよね。back numberさんの「ヒーロースーツ」に〈話し合いで解決するってのは/いかがですか 監督〉っていう歌詞があって、そこで刺さりました。BUMP OF CHICKENさんも歌詞の内容がとてもグッときます。

ーーちなみに、最初にギターを弾くようになったきっかけは?

ふみの:小学校2〜3年生くらいでした。サンタさんにもらって(笑)。ギターより前から歌をよく歌っていて、家族に聴かせるのが好きだったんですよ。でもカラオケとかに行かないと、なかなか家族に聴いてもらえないじゃないですか。「歌をカラオケで褒めてもらえたらめっちゃ嬉しい」っていうのをどこでもできるようになるには、自分で弾いて歌えばいいじゃんって気づいて。その気持ちを解消するために、「これだ」と思ってギターを買ってもらいました。

ーーいい動機ですね。

ふみの:はい(笑)。ディズニー・チャンネルも好きでよく観ていたんですけど、ギター持って歌ってるような作品がいっぱい流れてるんですよ。それを観て育った影響もあるかもしれないです。

ふみの 撮り下ろし写真

ーーその歌声に関して、オーディションでは「R&Bに革命が起きそうな歌声」とも評されていましたけど、「favorite song」ではロックなサウンドも相まって、ストレートな歌い方が逆に新鮮です。

ふみの:雑多でいろんな音楽が好きですけど、R&Bというものをちゃんと聴いたことがなくて、「そうなんだ、R&Bなんだ」みたいなところからオーディションに入りました。その時から私の声に合うのはバラードなんだろうなと思っているんですけど、今回は好きなジャンルをやりたいなと思って。

ーー伸び伸びとした歌声を聴いて、本当にふみのさんが好きな曲調なんだろうなってわかりました。それこそオーディション中にはあまり与えられなさそうな曲ですよね。

ふみの:本当にそうだと思います。だからリリースされて、どういう反応がいただけるのか楽しみです。

ーー『No No Girls』のふみのさんしか見たことない人が多いと思うので、驚きはすると思います。でも誰よりもちゃんみなさん自身が、こんなふみのさんを見たかったと思ったからこそできた曲なのかなって思いました。

ふみの:確かにそうかもしれないです! 歌詞で〈ちょっと待って〉とか〈ちょっと聞いて〉が繰り返されてるあたりも、私の性格を見て書いてくださったんだなって思ったんですよね。私ってあまりはっきりしたことを言わないし、最初会った頃も、私の発言に対して「それだとよくわからない」ってたまに言われたりしていたので(笑)。

ーーそうだったんですね。

ふみの:ちゃんみなさんから「どんな曲がいい?」って聞かれた時、「ちゃんみなさんから見た私を書いてください!」とお伝えしていたんですよ。どう思われてるんだろうっていうのがすごく気になっていたので。こういう歌詞のニュアンス自体、ちゃんみなさんの曲にあまりないと思うんです。〈できれば〉とか書かず、絶対って言えると思いますし……本当はこの曲みたいな考え方はしないだろうなって思うんですけど(笑)、私の口癖をよく見てるんだなって思いました。違和感ないですし、すごいなって。

ふみの / favorite song -Music Video-

ーーまさに、ちゃんみなさんからのギフトですよね。特に共感したフレーズはありますか。

ふみの:やっぱり〈できれば好きな人にも〉の一言はいいですね。あとは〈突然休みになった月曜〉から〈アレなんだ〉までのパートも、ロック感あるテンションで好きです。なんかはっきりしていなくて。歌詞でも「好きだ」とは言わず、たぶん好きくらいの感じ。きっと自分自身もよくわかってないんですよね。そこがいいんです。

ーーラブソングだけど青春ソングであり、曖昧なまま思い切り走れる力強さがありますよね。さっきの話を聞いていても、ふみのさんにとってのロックって、そういう側面もあるのかなって。

ふみの:私にとってのロックか……確かに言っていただいたように、ありのままを歌詞にして歌ってるような曲を聴くと「うわーっ!」って刺さります。

ーーそう思うと〈こんな日を待っていたんだ/君に私を届ける日を/私が隠してた思い出や涙も/この歌にして/君の好きな歌になりますように/できれば好きな人にも〉は、何も脚色しない素直な気持ちが受け入れられたらいいよねってことを、重たくなりすぎない歌詞で真っ直ぐ伝えていてすごくいいなって思いました。

ふみの:私もその歌詞を聴いて「favorite song」をデビュー曲にしようって決めたんです。実は、自分で書いた曲をデビュー曲にするか、ちゃんみなさんからいただいた「favorite song」にするかを迷っていて。でもデビュー曲ならこれかなって。本当にお気に入りの曲だなと思いました。

ふみの 撮り下ろし写真

ーー“ありのまま”を大切にするふみのさんらしさが凝縮されていることが改めてよくわかりました。一方で、生きているとありのままでいることの難しさを実感しやすい世の中でもあると思うんですけど、ふみのさんがそういうことに悩む時って、どんな風に自分を取り戻していますか。

ふみの:難しいことですよね。ありのままの自分が何なのか、正確には私もわからないので。なので、わかった時にわかればいいし、今は好きなことを好きな人と一緒にできたら素敵なのかなと思ってます。私は一番好きなことをやっている時がありのままだって思うようにしているんですけど、それぐらい軽やかな気持ちでいいんじゃないでしょうか。

ーーあぁ、なるほど。

ふみの:「ありのままでいなきゃ」って思い込む必要はないし、全員がありのままでいてほしいっていうわけでもないんですけど…………私はめっちゃ優柔不断で、悩んだ時って決められないんですよ。決められなくて、それがまた悩みになったりすることもあるんですけど、そういう時は私のことを私よりも知っていると思える人に聞くようにしていて。なので、誰でもいいから、自分の気持ちを素直に言える人が1人でもいたら楽になるよってことはすごく思っています。身近な人でもいいし、逆にあまり知らない人だからこそ話せるってこともあると思うから。それを伝えるために、私は“ありのまま”でいようって思いました。

ーーありがとうございます。その上で最後に、これからどんなアーティストになっていきたいですか。

ふみの:飾らない人になりたいですね。いいことを言いたいわけでもなんでもなく、普通のこととしてギターを持って歌っているシンガーソングライターに憧れているので、そうなりたいです。日常にふと溶け込むような曲を書いて歌って、それぞれが思うように受け取ってくれたら嬉しいですし、どんな風に受け取ってくれたのかを知ることができたらもっと嬉しいです。

◾️リリース情報
ふみの「favorite song」
1月11日(日)配信リリース
Streaming/DL:https://lnk.to/fumino_fs

ふみの ジャケ写
ふみの「favorite song」

ふみの コメント

みんな!こんにちは!ふみのです。
たくさんの応援ありがとうございます!
これからきっと色々な経験をするだろうし、色々な感情と出会えると思う。
それを、歌にして、みんなと共有できること、本当にうれしく思います。
でも!まずは”favorite song”だね!!
とってもとっても最高で大好きな人からもらった、特別でお気に入りの曲。
私の背中は押してもらったから、これからは私がみんなを。
では!このへんで!バイバイ

ふみの

ちゃんみな コメント

ふみのと最終審査後何度も話し合いをしました
彼女がやりたい事はとても明確で、それにあたって最も良い形を実現する為に彼女も私も努力を重ねて、今日という日を迎えることが出来ました
セルフプロデュースとは、作曲とは、という事を教えながら私もまた彼女から新しい刺激を受ける日々でした
これから彼女のアーティスト人生を支える事も頑張りますし、こらから彼女がどんな世界を見せてくれるか本当に楽しみです
おめでとう!ふみの!
I’m proud of you girl!!

楽曲ついて

これに関しては私が抱えるアーティスト全てに言えるのですが
作った曲は全て本人達の意見や言いたい事を中心にフランクに会話から産まれる事または汲み取るところから始まります
だから必然と彼女達が喜ぶといいな、好きって言ってくれると良いなと思いながら作曲に挑んでいます
ふみのに関してはデビュー曲として素晴らしい曲がいくつも本人にありました
彼女はシンガーソングライターなので私が作曲作詞をする必要は無いかなと思ってましたが
本人とスタジオにいる時、作って欲しいと言ってくれたので
私も私から見た彼女に向けた楽曲を作って見たかったので、私の想いや私の音楽がふみのにとって好きな歌になってくれればいいなと、愛を込めた楽曲をふみのがいる場で作りました
彼女はずっと黙ってニヤニヤしてました
『私の事お風呂とかでも考えてたんですか〜ニヤニヤ』とか言いながら
数日経ってふみのからこの曲で行きたいと連絡があり
熱いメッセージと共にウルウル
もう感動しちゃって、彼女のFavorite songになれて良かったと、そしてこの曲と共に彼女が羽ばたいて行くと思うと普通に人間として幸せでした
まだまだある彼女の曲も本当に素晴らしいので楽しみにしておいて欲しいです!
この曲はデビューの私からの、ふみのからの、プレゼントみたいなものです!
皆様のFavorite songになりますように
愛を込めて

ちゃんみな

◾️ふみの 関連リンク
HP:http://fumino.b-rave.tokyo/
X:https://x.com/fumino_official
Instagram:https://www.instagram.com/fumino_official
TikTok:https://www.tiktok.com/@fumino_official
YouTube:https://www.youtube.com/@FUMINO_official

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