Snow Man「BOOST」パフォーマンス解説 各メンバーの魅力と表現力、9人が揃う“完全版”への期待も
深澤辰哉、渡辺翔太、向井康二、佐久間大介の表現力
渡辺翔太は歌とダンスを融合させる力が光っている。彼の歌は楽曲において変化の拠点になり得るパートを担っているが、それを印象付けるためなのか、ムーブを歌のアクセントとして見せているようにも感じた。向井康二はダンサーに囲まれても、その存在が決して埋もれることのないオーラを放つ。かと思えば、メンバー全員で見せるフォーメーションの部分では、個性が突出しすぎないように周りに溶け込むという変幻自在っぷりを見せている。
佐久間大介は高さのあるジャンプなどで迫力を出している一方、ダンススキルもしっかり発揮。軸のブレないターンや首の角度など細かな部分までクリアなダンスを披露している。深澤辰哉は安心して見ていられるきれいなダンスを展開。アップでカメラに抜かれるたびに、表情での表現力が高いことも見て取れる。穏やかな表情から威圧感のある表情まで見せ、曲の幅広さを表現していた。
ちなみに同MVの撮影は、ラウールが体調不良で欠席している。パフォーマンス力に定評のあるラウールのことだ。同曲におけるパフォーマンスも、素晴らしいものを見せてくれるに違いない。今後、テレビ番組やライブなどで披露される“完全版パフォーマンス”にも期待が募る。5thアルバム『音故知新』の発売も楽しみに待ちたい。






















