THE ALFEE、郷ひろみ、玉置浩二、高中正義……デビュー40年超え、ベテラン勢の精力的なライブ活動

高中正義、玉置浩二、米米CLUBも今週末にライブを開催

 高中正義は、日本を代表するギタリストとして国内外で活躍するベテランだ。1970年代よりフュージョン〜ロック界をリードし、名曲「Blue Lagoon」や名盤『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』などを生み出してきた。近年はシティポップ再評価の流れを追い風に、海外からも“TAKANAKA”への注目が高まっている。 9月からスタートした『高中正義 SUPER TAKANAKA WORLD LIVE 2025-2026』ツアーでは、東京を皮切りに国内15都市18公演を予定。今週末は10月18日に大阪・大阪城音楽堂、19日に神奈川・厚木市文化会館でのライブが予定されており、日本全国を巡りながら、世界へも視野を広げた意欲的なステージに期待が集まる。

高中正義 Blu-ray/SUPER TAKANAKA WORLD LIVE 2025-2026

 玉置浩二は、現在『玉置浩二 with 故郷楽団 10周年 Concert Tour 2025 ~blue eggplant field~』の全国ツアーを開催中で、管楽器や弦楽器なども参加するバンド・故郷楽団とともに公演を行っている。10月16日と17日の京都・ロームシアター京都、19日の滋賀・滋賀びわ湖ホール公演はいずれもチケット完売となっている。現在放送中の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)主題歌として「ファンファーレ」が起用されている玉置。ツアーと制作、ともに精力的な展開を見せている。

 まもなくデビュー40周年を迎える米米CLUBも、節目を目前に全国ツアー『米米大興行 人情紙吹雪 〜踊ってやっておくんなさい〜』を開催中だ。事前に“演奏予定曲”も公開されており、そこには「浪漫飛行」をはじめ「Shake Hip!」、「FUNK FUJIYAMA」、「君がいるだけで」など名曲が多数並んでいる。約2年ぶりの本格ツアーとなる本ツアーは、10月18日と19日の神奈川・ぴあアリーナMM公演でファイナルを迎える。80年代から90年代にかけて音楽シーンを賑わせた彼らが、40周年の節目をファンとともに祝う華々しいステージとなるだろう。

 デビューから40年、50年を超えてもなお、変わらぬ情熱とともにステージに立ち続ける姿は、まさに日本の音楽シーンの財産。名アーティストたちが各地で熱演を繰り広げるこの週末、彼らの存在感を改めて実感できるに違いない。

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※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正の上、お詫び申し上げます。(2025年10月20日16:10、リアルサウンド編集部)
誤:オーケストラ編成のバンドメンバー・故郷楽団とともに公演を行っている。
正:管楽器や弦楽器なども参加するバンド・故郷楽団とともに公演を行っている。

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