LDH SCREAM、“ライバル”から“チーム”に変化して芽生えた感覚 『D.LEAGUE』の中で目指す高み

LDH SCREAMデビューインタビュー

“LDH SCREAMの一員”として踊る感覚

――その後は、『日本テレビ「24時間テレビ 日産チャリティーイベント」』に出演しました。

來夢:『24時間テレビ』(日本テレビ系)はずっとテレビで見ていた番組なので、出演できて嬉しかったです。パフォーマンスは改善点も多いのですが、得られた経験もたくさんありました。公開リハーサルだったのですが、ダンバトファイナルのグッズを持ってくださっているファンの皆さんがいてくださって、リハーサルから緊張感をもって挑むことができました。ですが、リハーサルでできたことが本番ではできなかったりというものもあったので、その経験を次に活かしていきたいです。

LDH SCREAM LION・笑大郎・來夢
LION・笑大郎・武蔵

――LDH SCREAM加入前から人前で踊る経験はあったと思いますが、LDH SCREAMの一員として踊るのは感覚的に変わってくるものなのでしょうか。

來夢:個人というより、LDH SCREAMの一員として見ていただくことは少し感覚が違うかもしれないです。だからこそ緊張もしたし、たくさんの方に見ていただけて嬉しかったです。

――イベントでは、キッズダンス大会の審査員を航生さん、笑大郎さん、京太朗さんが務めています。

航生:ただのダンスコンテストではなく、お題に沿った表現だったり、作品作りができているかという、特殊な審査の仕方だったので、とても難しかったです。スキルに加えパッションにも溢れているキッズダンサーの方がたくさんいて刺激になりました。楽しそうに踊っているので、見ているこちらも楽しくなって、これは僕たちに必要なことだなと感じましたし、勉強させていただくことばかりでした。

――先ほど話題にも挙がっていた、さいたまスーパーアリーナでの『TGC』への出演もありました。オープニングアクトとして「First Step feat. Ashley」を披露しています。

LION:今まで画面越しでしか見たことのなかった『TGC』に出られることが嬉しかったです。いざ出演すると大きい会場で、まだ自分たちはデビューしたばかりなので、もっと頑張らないといけないなと感じました。

――翌日に同じ会場で行われた『TOKYO GENERATIONS COLLECTION』にも出演しています。

RYU-SEI:僕たちのチームテーマ曲でもある「SCREEEAM feat. HONEST BOYZ®, RIKI, MASAHIRO, JIMMY, KOKORO」を踊らせていただきました。曲中にはアクロバットも入っていたのですが、、みんな綺麗に回っていてすごかったですし、個人的にも、限られた時間の中でも全てを出しきれたパフォーマンスになったと思います。

――有明アリーナ終演後に行われたマスコミ向けの記者会見で、NAOTOさんが「プロのアスリートとしてダンスを磨いていくのが当たり前の毎日で、朝から晩までダンス漬けの生活が待っているよ」と話していました。

SHUNNOSUKE:今は、日によって違うんですけど、毎日6時間から8時間ほど練習をしています。制作の時間もあれば、練習で踊り込んでいる時間、全員で振りを揃える時間など、様々な形でリハーサルをしています。

――プロのアスリートとしての心構え、生活態度というところもNAOTOさんは話していました。

SHUNNOSUKE:体調不良や怪我など、しっかり管理をするのが大変です。身体作りのためにトレーニングやアクロバットもしているのですが、疲労を取るために、夜お風呂入ってしっかり自分でケアをしなきゃいけないですし、そこはアスリートとして自分を管理することが大事で、みんなで頑張っています。

LDH SCREAM / SCREEEAM (feat. HONEST BOYZ®︎, RIKI, MASAHIRO, JIMMY, KOKORO)【D.LEAGUE 25-26】

――ここからはリリース楽曲について話を聞かせてください。「SCREEEAM feat. RIKI, MASAHIRO, JIMMY, KOKORO」にはBALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERのメンバーのみなさんがフィーチャリングとして新たに参加しています。

京太朗:「SCREEEAM feat. HONEST BOYZ®, RIKI, MASAHIRO, JIMMY, KOKORO」はオーディションの4次審査の“ポジション8バトル”の課題曲だったので、いつ聴いても気合いが入ります。僕たちLDH SCREAMのチームテーマ曲として、D.LEAGUEの入場曲でも使われるので、ステージのことを想像したりと、思い入れが詰まっています。

LDH SCREAM SHUNNOSUKE・京太郎・武蔵・RYU-SEI
SHUNNOSUKE・京太郎・來夢・RYU-SEI

――ダンス楽曲としては緩急のある構成ですよね。

京太朗:アップテンポな部分と、R&Bで緩やかになるところがあって面白いですし、〈SCREEEAM!!〉とチーム名を叫ぶシーンが随所に散りばめられていて、やっぱり気合いが入ります。

――10月25日に開催される初戦まで、この取材時点(9月中旬に取材)ではあと1カ月です。今の意気込みを聞かせてください。

航生:今シーズンから新規参入させていただくということで、D.LEAGUEというステージの経験値に差があるのは事実です。だからといって、それを理由にしていたらいつまでも超えることはできないですし、自分たちにしか出せない色で勝っていくしかないのかなと思います。D.LEAGUEで常勝しているチームのみなさんも、負けを経験して、試行錯誤しながら今の形になっていったはずです。自分たちもその精神を忘れずに失敗してもいいから、自分たちの色でトライすることを続けて、いつかそれが評価していただけるまで、勝ちに繋がるまで、みんなで貫いていけたら、という姿勢でいます。

LDH SCREAM SHUNNOSUKE・京太郎・武蔵・RYU-SEI

――その先に行われる来年5月のCHAMPIONSHIPを見据えているとは思うのですが、こういうことをやってみたいというようなLDH SCREAMとしての今後の展望を教えてください。

來夢:D.LEAGUEのなかでもLDH SCREAMにしかない色が見つかったらいいなと思います。僕らにしかないもので挑戦して、それでしっかりとした評価をいただいて、CHAMPIONSHIPでいい結果を残すことができたらいいなと思います。

――笑大郎さんと航生さんは、「SCREEEAM」のレコーディングの時にNAOTOさんやメンバーの前で歌を披露していましたよね。

笑大郎:今はD.LEAGUEに集中していて、毎日ダンスと向き合っている状態です。個人的にはアーティストとしても活動してみたい気持ちもあるので、もちろんCHAMPIONSHIPで優勝して、これからいろいろとできるような未来にしていきたいという気持ちはあります。

航生:僕たちのチームとしての目標はCHAMPIONSHIPで優勝することです。そのためにはROUNDで勝っていかなければいけないですし、勝ちに貪欲になりながら、今はチームでディレクターのお三方と試行錯誤を続けています。それでも、ROUNDの練習が全てにならないようにというのはSHIGEさんからもお話をいただいていて、みんなその先のことを見据えて活動していかなければならない、と。もっとすごいダンサーやアーティストになっていくにはROUNDの練習だけをしていてもいけないので、個別に自主的にレッスンを受けに行くとか、チームとして目標に向かっていくスタンスはぶれないようにしつつ、自分の今後の目標にもしっかり向き合って、そこを両立していけたらいいなと思います。

■リリース情報

LDH SCREAM
LDH SCREAM Digital Single『SCREEEAM feat. HONEST BOYZ®, RIKI, MASAHIRO, JIMMY,KOKORO』

LDH SCREAM Digital Single『SCREEEAM feat. HONEST BOYZ®, RIKI, MASAHIRO, JIMMY,KOKORO』
Streaming & Download:https://linkco.re/HYbh6Hss

■公式 SNS
Instagram:https://www.instagram.com/ldh_scream/
TikTok:https://www.tiktok.com/@ldh_scream
X(旧 Twitter) :https://x.com/ldh_scream
YouTube:https://www.youtube.com/@ldhscream

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